小さい子供に「ご飯だよー」といっても「いや、いらない」と拒否られ、いざ食べ出しても終わるまでに1時間近くかかることって母ならば割と「あるある」な経験。

かくいう筆者も2人の子をもつ母であり、上娘7歳、下息子5歳という現役バリバリのモンス子達(モンスターのように暴れまわる子を意味する我が家の造語です)と日々格闘しながらすごしています。イヤイヤ期はとっくに過ぎてるんですが、最近我が出てきたせいか、以前より一つ一つの意思がハッキリしてきています。ちなみに娘はプチ反抗期中です。

そんな子供達の食事問題。親としては食事の間隔を調整したり、出す料理に色々工夫するものですが、それでも食べたがらない時は何を言っても食べてくれません。つい「早く食べなさい!」とも言いがちですが、Twitterユーザー・川北ベッソンさん(現HNは修羅の道BESSONちゃん)が、本人達が自主的に食べたがるナイスアイデアを提案し1万RTも集め注目されています。

やり方は簡単。家の中の好きなところにレジャーシートを敷いて、その上で食べるだけ。つまり普段のご飯を「おうちピクニック」に変えちゃおう!という楽しいアイデア。レジャーシートをセッティングして「今日はママがひとりでピクニックか…」とつぶやけば食いついてくるそうです。
投稿には、実際に試した写真が添えられていました。写真では2人のお子さんが仲良くちょこんと座り、段ボールをテーブルにしてもぐもぐご飯を食べています。これはすごい!

本当に効果があるならばぜひとも試したい!ちょうど悩める親の一人として、川北ベッソンさんに実験の相談をしつつ試してみました。

■息子ハッスル!娘はご飯に集中!

実験したのは6月11日(日)のお夕飯。土日の夕飯時は、普段よりもご飯でぐずぐずされてしまいます。5〜6時だと「まだいらなーい」と返され、食べ始めたら食べ始めたでなかなか箸が進まず……。あまりに遅いと最後は、「はいあーん」なんてつい……。本当はこんなんじゃダメだとはわかっているんですけどね。(泣

実験のこの日の夕食は、野菜をたっぷり入れた「野菜カレー」。お昼が煮物と煮魚だったので、夜はガッツリ系にしてみました。子供達はカレー大好き。でもいつもならそれでも食べるまでに1時間ぐらいかかってしまいます。

料理ができて子供を呼びに行くと、やはりというかなかなか来てくれません。「まだいーらない!」という気のない返事。そこで例のものを取り出し見せてみます。「じゃじゃーん。今日この上でご飯食べない?」。
それまでテレビを見ていた子供達が振り返り目がキラキラするのが分かりました。そこで和室の床にささっと敷いて、テーブル変わりの椅子をセット。

先ほどまでの重い腰はどこへやら、キッチンカウンターに用意していたカレーの茶碗を自分達でそそくさ持ってきてくれました。これすごい!食べるやる気が普段と違う!

母としては嬉しいやらなにやら。そして「いっただっきまーす」の掛け声。いつもならタラタラ食べなのに、長男はモリモリ。娘の方はというと、なんだか少し照れるのか、おすまし顔して粛々とご飯を食べています。でもいつもよりご飯に集中している様子。食べるペースが普段より早い!お母さんは嬉しいぞ!と心の中で喜んでいるのもつかの間、ワクワクしすぎて興奮した息子が茶碗片手に逃走しかけます。そこはカーチャンスキルでブロック。ハイハイとたしなめ、シートの上に戻すと、ハイテンションを維持したままわずか15分で完食!娘の方は娘の方で、遅れること5分後には完食してくれました。


■普段は1時間かかるご飯が20分に!

2人に実験後「おうちピクニックどうだった?」と聞いてみました。すると「(娘)楽しかったよ!おもしろかった!」「(息子)デュフフフフゥ〜(爆笑」という回答でした。息子の方は謎の笑い声ですが、様子から察するに「超楽しい!」ということだと思います。食べる時間の早さが何よりそれを証明していますし。

ほんのちょっとしたアイデアで育児がこんなに楽に愉しくなる。目から鱗な素敵なアイデア。ご飯をなかなか食べてくれない、時間がかかっちゃう!とお困りの方は、ものは試しにやってみてはいかがでしょうか。我が家では今後、和室からフローリング、ベランダと順次場所を変えつつ続けてみようと思います。

・協力・川北ベッソンさん(@VsIbiru)

(栗田まり子 / 画像・編集部撮影)