iMac Proは、データ見ても比較しても、わかならないほど凄い? Mac史上最強のマシン

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Macシリーズの最上位機種にあたる「iMac Pro」が、アップル主催の開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC 2017)」で発表された。
価格は4999ドル(約55万円)からと、かなりの高額パソコンだが、その価格に見合うだけの性能を備えている。

パソコンに求めるものは、
・低価格
・高性能
・携帯性
・デザイン
など、人それぞれ異なる。

しかし、現在主流のノートPCモデルではなく、デスクトップPCとなれば、話しは違ってくる。
・高性能
・デザイン性
これらに優れた製品を望む人が多くなる。

27インチiMacの上位モデルは、まさにそのよい例といえるモデルだ。

しかし、世の中に、それ以上の性能や付加価値を求める人もいる。
そうした人に向けた製品がiMac Proというわけだ。

■Mac史上最強のモンスター
iMac Proは「Mac史上最強のモンスター」とも、言われている。

AppleのiMacは、映像処理などのプロにも愛用されているパソコンだ。
Appleとしても、そうしたプロの声に応えるべく、新製品を投入してきた。

しかし、「ものすごいiMacを作って欲しい」
そんな要望に対し、Appleスタッフのモチベーションに火が付いて開発されたのが、今回のiMac Proなのだ。
今回のiMac Proは、ワークステーションクラスの性能で、Mac史上最も圧倒的な力を持つ。




CPUは8コア/10コア/18コアのXeonプロセッサから選択が可能。
「18コア」と聞くと、「誤植では?」と思ってしまう人もいるかもしれない。
Turbo Boost時で最大4.5GHz、最大42MBのキャッシュで動くわけだから、もはや異次元の存在、圧倒的な処理能力といえる。

ここまでの性能は、4Kムービーの編集や、3Dレンダリング、リアルタイムのオーディオエフェクトの制作などといった、高速処理を最優先で要求するタスクおいて威力を発揮するだろう。





iMac Proには、「Radeon Pro Vega」と呼ばれるグラフィックス専用プロセッサ(GPU)が搭載されており、これまでのiMacのGPUに比べて3倍以上高速な処理が可能となっており、「ダブルワイドグラフィックカードの力が一つのチップの中に搭載されている」とのこと。
VR、リアルタイム3Dレンダリング、臨場感あふれるエフェクトなどを処理するときに圧倒的なスピードで処理してくれる。

VRやリアルタイム3Dレンダリングを処理するとなれば、より多くのメモリーを必要とする。
iMac Proは最大128GBのメモリーを搭載することが可能であり、大量のデータ処理を伴う、3Dモデルのシミュレートなどでも、メモリー不足に悩まされる心配はないだろう。

ストレージは最大4TBのSSDで、3GB/sのスループットの性能を誇る。あくまで理論値だが、3GB/sというのは、とてつもない速さだ。巨大なファイルの読み込みだけでなく、アプリの起動も高速であることは間違いない。

画面は27インチのRetina 5Kディスプレイだ。500ニトの輝度、1,470万のピクセル、P3色域を持ち、10億色以上に対応する。Appleがこれまで作った中で最高のスクリーンとのこと。とにかく明るく、美しい画面というわけだ。





■どれくらい速いのか、わからない?
iMac Proが速いと言われても、まったく見当がつかない人のほうが多い。

CPUだが、実は、Xeonプロセッサの型番が公表されていないので、正直わからないというのが実情だ。
また既存の18コアのXeonプロセッサとは、Turbo Boost時の周波数やキャッシュ容量が異なるため、最新のXeonプロセッサが搭載されるものと推察されている。

次にGPUだが、Radeon Pro Vegaで、
・11テラフロップスの単精度
・22テラフロップスの半精度
とのこと。

フロップス(FLOPS)とは、1秒間に何回の浮動小数点演算が処理できるのかを示している。
テラ(Tera)は10の12乗なので、1兆を表すため
・単精度浮動小数点数(2バイト)の演算を、1秒間に11兆
・半精度浮動小数点数(4バイト)の演算を、1秒間に22兆
できるという意味になる。

ますます意味不明で、わからなくなった。

ちなみに、ゲーム機のPlayStation 4は単精度1.84テラフロップス。
単純に比較はできないが、 iMac Proの性能がハンパないということだけは、わかった。





ITライフハック 関口哲司