キャンペーンイベントが大阪でフィナーレ! (C)2017 TAP Film Partners

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 俳優の水谷豊が映画監督に初挑戦し主演も兼ねた「TAP THE LAST SHOW」のキャンペーンイベント「TAP THE PREMIUN NIGHT」が6月9日、大阪・イエスシアターで最終公演を迎えた。5月14日の東京・表参道ヒルズでの開催を皮切りに、福岡、札幌、名古屋を巡った同イベント(東京会場のみ名称が「TAP THE PREMIUM DAY」)は、映画の上映に加え、タップダンスのパフォーマンス、トークの3部構成で観客を楽しませたもの。水谷は、苦楽をともにしたダンサーたちの言葉に耳を傾けているうちに「何でだかわからないけど涙が出てきてしまいました」と目頭を熱くさせていた。

 本作は「相棒」シリーズで人気を博す水谷が、約40年間温め続けた悲願の企画。23歳でタップダンスに魅せられた水谷は「いつかタップダンスを題材に映画にしたいと思い始めたんですけど、今思いますと、僕はステージで踊るダンサーでの出演を考えていたんですね」と告白。そして「正直もうしますと、作品が出来上がったときに、僕が踊らなくて良かったと思いましたね。僕が踊ったら素晴らしいショーにならなかっただろうと思いました」と続けた。

 大阪でイベントがフィナーレを迎えたことについて「僕にとっては長かったようで、こうやって皆さまの前に立つとそんなに長くなかった。今まさに夢が叶ったような気がします」と水谷が語ると、タップダンス監修振付も務めたキャストのHIDEBOHは「タップダンスを初めて40年、自分も仲間たちも稼業としてやってきたタップダンスを映画でできるなんて」と感動の面持ち。そして「集大成をやらせていただきましたし、この機会を作っていただいた監督に感謝しています」と水谷に謝意を示していた。

 「僕の40年以上の夢が叶いました。途中何度も挫折しました。僕は手に入らない夢を見てるかなと思いました。でも夢を見ただけでいいかと諦めようとしてました。今回本当に夢が叶いました。今日、皆さんに映画を見ていただいてるのを見て、夢が叶ったと実感しました」と心境を明かした水谷。「皆さんがご覧になった『TAP THE LAST SHOW』を自由に思ってください」と話しつつ「ただ、今回初監督作品なので、一言お願いがあるとすれば、もし素晴らしいと思って頂けたらその気持ちを2割増しにして、大したことないなと思ったら2割引いて、世間に伝えてほしいです」と茶目っ気たっぷりに語っていた。

 「TAP THE LAST SHOW」は、足に大けがを負って引退し振付師としてショービジネスの世界に身を置きながらも酒に溺れる自堕落な生活を送っていた元天才ダンサーが、旧知の劇場オーナーから閉館を飾る“最後のショー”の演出を依頼され、1人の若者の踏むタップによってかつての情熱を取り戻していく人間ドラマ。6月17日から全国順次公開。