桑田佳祐も出演、映画 『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』“夏祭り”特別公開決定

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 熊坂出監督の最新長編映画『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』が完成し、6月25日に茅ヶ崎映画祭特別招待作品としてワールドプレミア上映されることが決定した。

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 熊坂出は、『パーク アンド ラブホテル』で日本人初となるベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞を受賞した映画監督。『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』を作るきっかけとなったのは、自らも茅ヶ崎出身で洋楽ポップスの一流プロモーターにして日本一のレコードコレクターである宮治淳一。小中学校時代、桑田佳祐と同級生だったという宮治は“サザンオールスターズ”の名付け親としても知られる。数々の音楽人を輩出し、多くの文化人とも所縁の深い土地である茅ヶ崎の芸能史を自らの手で執筆・編纂するという作業を、数年前から密かに始めていた宮治だが、昨年友人桑田佳祐が還暦を迎えるにあたって、茅ヶ崎と芸能との関係性、その謎を探る映像作品を制作し、桑田にプレゼントしようと思い立ったという。

 宮治は映画監督の熊坂と、日本を代表する人類学者中沢新一の二人に協力を依頼し映像作りが始まった。中沢は自身のライフワークでもある“アースダイブ”という手法で、数万年規模というマクロの視点から茅ヶ崎の秘密を探っていく。

 できあがった映像を見た桑田は大いに感銘を受けたという。その桑田の反応に呼応するように、宮治、中沢ともにそれぞれのアプローチで始めた作業が徐々に進んでいく中で、茅ヶ崎を代表する音楽人のひとりである“桑田佳祐”の存在を掘り下げていくことを決心。茅ヶ崎をたどることで、桑田佳祐へと行き着き、さらにその先に日本人の心までも垣間見るという、予想もしなかった方向へと導かれていくことを予感した二人は、さらにこの作品を発展させ『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』というひとつの映画作品として成立させた。

 加山雄三へのインタビューも行われ、さらには、桑田佳祐の出演による衝撃的な結末シーンも撮影されることに。『茅ヶ崎物語 〜MY LITTLE HOMETOWN〜』は、音楽探訪記かつ音楽伝記、音楽文化史も映し出す作品となった。

 6月25日に第6回茅ヶ崎映画祭特別招待作品として初披露され、さらに7月21日〜23日に全国の主要12都市15館で特別公開されることが決定している。(リアルサウンド編集部)