若いから病気にはならない…そう思っている若者も少なくないだろう。しかしどんなに若くても病気になる人はいる。

米オハイオ州出身のCaly Bevierさん(17歳)も、「まさか自分が病気になるなんて。しかも、がんになるなんて」と思っていた1人だ。

15歳の時体調不良に

People誌が伝えるところによると、今から2年前、Calyさんは明らかな体調の変化を感じたという。お腹が大きくなり嘔吐が続いたのだ。

医師からは、「15歳の女子高生でここまでお腹が膨れるのは妊娠しているか、もしくは卵巣に腫瘍があるかのどちらかだろう」と言われたそうだ。

その時彼女はこう答えた。「だったら腫瘍があるんだわ」と。

ステージ3の卵巣がん

詳しい検査の結果、15歳の少女の卵巣には重さ5ポンド(およそ2キロ)の腫瘍があり、しかもステージ3のがんであることがわかった。

その後3か月間、Calyさんは入退院を繰り返し、21回の化学療法に耐え、その甲斐あってステージ3のがんは寛解した。

当時を振り返り、「何もかも上手くいくと信じていたわ」とCalyさん。また、「本当につらいことを乗り越えると、日常の何でもない出来事が愛おしいと思えるようになるの。それが一番変わったところ」とも。

卵巣がんの症状について

その後2年間、彼女のがんは再発していない。Calyさんには、「広く卵巣がんの症状について知ってもらいたい」という強い思いがある。

卵巣がんは自覚症状が出にくいことで知られている。

しかしCalyさんの主治医によると、彼女のがんはいくつかの自覚症状が認められた、非常に珍しいタイプだったという。

彼女は病気が発覚する1年前くらいから、お腹が大きくなってきたことを自覚していた。ただ、「大したことではないと思い放っておいた」のだそう。

また、背中やお腹、排尿時に痛みがあり、時おり便秘も起こしていた。一般的に卵巣がんは、この様な症状があらわれることはほとんどなく、だからこそ発見が非常に難しいといわれている。

歌でがん患者に寄り添いたい…

Calyさんは左の卵巣と卵管を切除したが、幸い、将来子どもを産める可能性は残されている。

がんを克服した後彼女は、活動拠点をロサンゼルスに移し、本格的に歌のレッスンを開始。テレビのオーディション番組でその実力が認められた。

元がん患者であることを公表し、「がんと闘う人々を歌で励ましたい」「がんになって私は変わった。成長できた」と、がん患者主催のイベントなどに積極的に参加している。