<全米オープン 事前情報◇11日◇エリンヒルズ(7,741ヤード・パー72)>
今季、3月に行われた世界ゴルフ選手権の「WGC-デル・マッチプレー」で4位、欧州ツアーの「BMW PGA選手権」でも3位タイと海外で結果を残している谷原秀人。今週は15日(木)から開幕する今季のメジャー第2戦「全米オープン」に出場する。
練習ラウンドは松山英樹と共に
この試合はツアー通算2勝の後輩プロ、谷口拓也とコンビを組む。この日は練習ラウンドで18ホールを回り、2人でコースの感触を確かめた。「弟みたいなもの。キャディとはちがう目線を持っている」という。また、感覚派の谷原に細かいデータを提示し、アドバイスを送るなど「いいコンビになれそう。心強い」と本戦を前にこのタッグに手ごたえを感じていた。
大舞台を前にしても気負いがないのが谷原の強さ。この舞台の規模、重みは相当なものだが、それでも「自分のゴルフは変わらない。出せるものを出すしかないから」。この泰然自若の構えが、海外でも強さを発揮できる要因の1つだろう。また、若いころより研鑽を重ね、「ちょっとずつ成長もしている」と自信が持てているのも、大きな強みだ。
05年に米ツアーに挑戦したが、その壁に跳ね返され翌年撤退した経験もある。それでも、また世界と戦うことができているのは本当に長年の努力の賜物。欧州ツアーのシードをほぼ手中に入れ、これまでとは違う世界への切符を手に入れる手法を見せた。しかし、後に続こうという若い選手が現れないのが、今非常にもどかしいと思っている。口では世界を口にするが、そのために行動をしている選手が見えないことに「若い選手はもう少し向上心を持って欲しい」と苦言を呈していた。
「もうすぐ初老でしょ?めちゃくちゃ疲れますよ(笑)」、それでも世界を転戦するのは向上心の高さゆえ。また、「欧州ツアーは選手をすごく大事にしてくれる」、結果を出す前から選手を大事にしてくれる海外ツアーには感銘を受けることも多いという。賞金額だけでなく、選手に対するホスピタリティの厚さも日本ツアーにはない魅力。海の向こうで輝きをみせる38歳は新しい舞台でさらに磨かれ、またさらに輝きをましていくはずだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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