豪シドニーで、緊急着陸した中国東方航空のエアバスA330型機の破損したエンジンを調べる男性(2017年6月12日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(写真追加)オーストラリア・シドニー(Sydney)の空港を離陸した中国東方航空(China Eastern Airlines)の旅客機が、エンジン1基の外殻に大きな穴が空くという深刻なトラブルに見舞われ、出発地に引き返して緊急着陸していたことが分かった。同社が12日に発表した。

 緊急着陸したのは中国東方航空「MU736便」で、現地時間11日午前8時半(日本時間同日午前7時半)にシドニーを離陸した直後にトラブルが発生。乗務員が外殻の破損したエンジンに近い座席から乗客らを移動させた上で、シドニーに引き返した。負傷者はなかった。機種はエアバス(Airbus)のA330と伝えられている。

 中国東方航空の広報担当者はAFPの電子メール取材に、「乗務員が機体左側のエンジンに起きた異常を発見し、すぐにシドニーの空港に引き返すことを決めた」と説明している。

 ソーシャルメディアに投稿された画像には、エンジンの外殻の一部が裂けて大きな穴が開いている様子が写っている。

 恐怖の体験をした乗客の1人は、豪テレビ局チャンネル7(Channel Seven)の取材に匿名で応じ、「離陸したと思ったら突然、ズズズズ、というものすごく大きな音が聞こえた。(何かが)焼けているにおいがした」と当時の状況を語った。
【翻訳編集】AFPBB News