地球規模の温暖化やPM2.5の動きまで美しいアニメーションで視覚化できるサイト

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地球温暖化の影響だろうか。最近は極端な天候が増えた。
そのせいか、日々のニュースでも、天候への関心は高まっているようだ。
さらに最近では、PM2.5のような化学物質の情報も話題になる。

今回紹介するのは、こうした気候の変化を美しいアニメーションで表示できるサイトだ。

●アメリカ国立気象局のデータをもとに気象を可視化
earthは、地球規模の気象情報を美しいアニメーションで表示してくれるサイト。

以下の画面を見てほしい。
これは、地表面の風の動きを表示したところだ。画面で表示されている線は、実際にはなめらかに動いている。拡大すれば特定の地域をさらに細かく表示することもできる。


地表面の大気の流れが美しいアニメーションで表示される。



特定の地域を拡大することもできる。


これは、アメリカ国立気象局(National Weather Service)の気象データをもとに、Cameron Beccario氏が作成したサイトである。
左下の「earth」の文字をクリックするとメニューが表示され、表示する情報を切り替えられる。

たとえば、
「モード」では、「海」、「動画」で「海流」、
「レイヤー」では、「海面水温」を選択すると、海流と海面の温度を確認できる。

また、「モード」で「粒子状物質」、「レイヤー」で「PM2.5」を選択すれば、PM2.5の動きが表示される。
いずれも、地図中をクリックすると、クリックした位置の風速やPM2.5の濃度を数値で確認することも可能だ。そのほかにも、さまざまな情報を美しいアニメーションで表示できるので、いろいろと試してほしい。


左下の「earth」という文字をクリックするとメニューが表示される。



海流と海面の温度を表示した。



日本付近のPM2.5の動きも確認できる。



「投影法」はメルカトル図法などの地図の投影法の切り替えだ。これは南極方向から見た地図で成層圏の大気の動きを表示した画面だ。


なお、アメリカ国立気象局のデータをもとにしているが、ヘルプにもあるように、必ずしも正確な情報を表しているわけではない。

ただ、さまざまな気象情報を、これだけ美しいアニメーションで表示できるサイトはとても貴重だ。大気や気温、海流、PM2.5などの全体的な傾向を把握するうえで役に立つ。
ニュースで報道される日々の天候情報と合わせて眺めると、天候や地球温暖化への理解が、より深まるのではないだろうか。

なお、作者のCameron Beccario氏は「東京風速」というサイトも公開している。これは、東京都の大気の動きをアニメーション表示したサイトだ。気温やPM2.5濃度などの情報もあわせて表示できるので、東京に住んでいる方には有用なサイトだ。


こちらは東京都の風の動きを表示する「東京風速」というサイト。気温やPM2.5濃度なども確認できる。


earth

東京風速



井上健語(フリーランスライター)