全仏オープンテニス、男子シングルス決勝。勝利を喜ぶラファエル・ナダル(2017年6月11日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2017)で10度目の優勝を果たしたラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、けがや不調に苦しむ中で、自身が再び四大大会(グランドスラム)のタイトルを獲得できるか「不安」があったことを明かした。

 大会第4シードのナダルは11日、第3シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に6-2、6-3、6-1で完勝。四大大会での優勝回数を15に伸ばしただけでなく、一つのグランドスラム大会で10度の優勝を飾った史上初の男子選手となった。

 手首の故障により、昨年は大会途中で姿を消していたが、今回のタイトルでグランドスラム優勝回数も宿敵ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が持つ最多記録まで3に近づいた。

 2014年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)以来、3年ぶりのグランドスラム優勝を達成したナダルだが、自身が全盛期の力を取り戻せるかについては「不安」があったと認めた。

 ナダルは「毎日不安はあるが、より激しくハードワークしていく上では良いことだ」とすると、「謙虚でいなくてはならないし、成長していくには努力する必要があるということを、受け入れなければならない」と話した。

「きょうだって不安があるし、ここ3年間もそうだった。あと何日かすれば、また不安になるだろう」

「人生は常に先行きが見えないもの。もし不安がないとすれば、それは自分が傲慢(ごうまん)だということだ。私はおごり高ぶるような人間ではない」
【翻訳編集】AFPBB News