17F1第7戦、カナダGP決勝。表彰台でトロフィーを放り投げるメルセデスAMGのルイス・ハミルトン(2017年6月11日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】17F1第7戦のカナダGP(Canadian Grand Prix 2017)は11日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がチームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)を従えてワンツーフィニッシュを飾り、通算4度目の年間タイトル獲得に向けて勢いを取り戻した。

 2007年にキャリア初勝利を刻んだサーキット・ジル・ビルヌーブ(Circuit Gilles Villeneuve)で通算6勝目を記録したハミルトンは、今季3勝目で通算56回目の優勝を飾った。

 ハミルトンは自身65回目となったポールポジションからのスタートを最大限に生かし、一度もリードを明け渡さずにボッタスを2位に抑えた。3位にはレッドブル(Red Bull)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が続いた。

 英俳優のパトリック・スチュワート(Patrick Stewart)がインタビュアーを務めた表彰式で、ハミルトンは「観客のみんなに心から感謝する。来るたびに盛り上がりが増している! ここは初めてのポールポジションと勝利を飾った場所だ。またそれを繰り返すことができたのは、本当に特別なことだよ」とコメントした。

「チームが素晴らしいパフォーマンスをしてくれたし、バルテリも最高の仕事をした。とにかく本当にうれしい」

 メルセデスにとってはこれが今季初めてのワンツーフィニッシュとなり、不本意なレースとなった先月の第6戦モナコGP(Monaco Grand Prix 2017)からの復活をはっきりと示した。ドライバーズランキングの総合争いでも、ハミルトンがフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)との差を12ポイントに縮めた。

 一方、世界王者に通算4度君臨するベッテルは、スタートに失敗。レッドブルのマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を追い抜こうとした際の接触でフロントウィングを損傷し、その修理で早々にピットインを余儀なくされた結果、4位でレースを終えた。フェルスタッペンは果敢な走りをみせて一時は2位まで浮上したものの、電気系統の問題で11周でリタイアしてしまった。

 フォースインディア(Force India)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が5位に入り、ペレスとの壮絶なバトルに敗れたチームメートのエステバン・オコン(Esteban Ocon)が6位に続いた。

 フェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が7位、ルノー(Renault)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が8位、地元カナダ出身でウィリアムズ(Williams)のルーキー、ランス・ストロール(Lance Stroll)が9位、そしてハース(Haas F1 Team)のロマン・グロージャン(Romain Grosjean)が10位に入った。
【翻訳編集】AFPBB News