Microsoftが世界最大のゲーム見本市「E3 2017」の中で開催したイベントで、次世代ゲーム機「Xbox One X」を発表しました。これは2016年のE3で開発中であることを明かしていたコードネーム「Project Scorpio」として知られるゲーム機で、発売時期は11月7日、販売価格は499ドル(約5万5000円)になることが明かされています。

Xbox One X | Xbox

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E3 2017での発表に合わせてMicrosoftが公開したXbox One Xの公式トレーラーは以下から見ることができます。

Xbox One X - E3 2017 - World Premiere 4K Trailer - YouTube

Xbox Oneを40%小型化してHDRゲームや4Kムービーに対応した「Xbox One S」を、さらに強化したゲーム機が「Xbox One X」です。



本体の天面はXbox One Sと違ってドット状の穴が開いていません。



代わりに側面部分にドット状の穴がある模様。



Xbox One XではこれまでのXbox Oneアクセサリーが引き続き使用可能。



それでは何が変化しているのかというと、マシンパワーはXbox One Sから40%以上増しており、グラフィックの処理速度は6テラフロップ、メモリ帯域幅は326GB/秒、12GBのGDDR5グラフィックメモリも搭載しているのでこれまでにない圧倒的な処理速度でゲームプレイが可能。なお、ストレージ容量は1TB。



Xbox One Xは4Kゲーム向けに設計されたゲーム機なので、真の4Kゲームプレイが可能であり、4K・60fpsという脅威の画質でのゲームプレイをストリーミングおよび録画することもできます。



実際にXbox One XとXbox One Sのスペックを比較するとこうなります。4K Ultra HD Blu-rayや4Kビデオのストリーミング再生が楽しめる点や、100本を超えるXbox Oneゲームや300本を超えるXbox 360ゲームをプレイできる点、既存のXbox Oneアクセサリーを使用できる点などは変わりありませんが、6テラフロップのグラフィックの処理速度や、4K・60fpsでのゲームプレイをストリーミング配信したり録画したりすること、さらには326GB/秒のメモリ帯域幅ですべてのフレームを表現することなどが可能になります。特に40%増のマシンパワーにより驚くようなグラフィック忠実度と円滑なゲームプレイが可能となり、ゲームの読み込み速度も迅速になっているそうです。



Xbox One Xのグラフィック処理速度は6テラフロップですが、ライバル機と目されるPS4 Proは4.2テラフロップ。GPUの動作クロックはXbox One Xが1172MHzで、Xbox Oneは853MHz、PS4 Proは911MHzです。

Microsoftは既存の900pや1080pのXbox Oneゲームも、Xbox One Xでネイティブな4K画質のゲームとしてプレイできるようになると告知してきました。また、Xbox OneやXbox 360のゲームでは明らかなパフォーマンスの向上も期待できるとのこと。加えて、Xbox One XはGTX 1080のようなハイエンドのゲームカードで採用されている液体冷却装置が内蔵されている点も特徴です。加えて、Xbox One Xはこれまでで最初のXboxになっているとのこと。

Xbox One X向けに最初にリリースされるタイトルのひとつである「Forza Motorsport 7」で4K・60fpsでゲームをプレイしている様子を海外メディアのThe Vergeが公開しています。

5 Minutes of Forza 7 Gameplay in 4K - Nissan GT-R in Nürburgring - YouTube

また、The VergeはXbox One Xの改良点をまとめたムービーも公開しており、これを見れば特徴が一発でつかめます。

The Verge - Microsoft just unveiled its new console, the Xbox One X.

なお、Xbox One Xはアメリカでは11月7日発売で、販売価格は499ドル(約5万5000円)です。