大人になってから癖を直したり、マナーを身につけるのはなかなか難しいもの。幼い頃に身につけたマナーは良好な人間関係を築き、人生を豊かにする一生の財産となります。今回は今すぐ子どもに教えたい最低限マナーについてまとめてみました。

頼みごとをする姿勢

「ママ、○○して」と言われてついつい子どもの言いなりになってしまうこと、ありますよね? 家庭で徹底するのは難しいかもしれませんが、子どもが頼みごとをするときは相手が親や親戚など身内であっても「○○してください」といった丁寧な言葉遣いをきちんと身につけるよう心がけることが大切。これは言葉遣いの問題だけでなく、頼みごとを誰かにお願いしたり依頼したりする際の姿勢や態度を学ぶ大切な基礎となります。

会話の割り込みはNG

人の会話に割り込んでしまう悪癖は大人になるとなかなか改善するのが難しいもの。幼い頃のしつけの悪さは一生その人に付きまといます。どんなときも子どもの話に耳を傾けることは大切なことですが、ママがほかの誰かとお話しているときもかまわず割り込んでくるのはNG。「ママは今○○さんとお話しているから、お話が終わるまで待っていてね。順番よ」と優しく説明してあげることで子どもは社会のマナーを学ぶことができます。

咳エチケットは徹底する

当たり前のことと思いがちですが、咳をするときに手を添えない大人は案外多く存在します。くしゃみや咳をするときに手を添えるのは、相手への気遣いです。無意識、反射的に行うことなので子どもの頃から習慣にしておくことが大切。はじめは上手にできないかもしれませんが、咳やくしゃみのたびに手を添えるように促してあげましょう。

食事のマナーは年齢に合わせて

かしこまったテーブルマナーを子どものうちに身につける必要はありませんが、最低限の食事マナーは年齢に合わせて学ぶのが◎。「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつ、食事中は席を立たない、姿勢良く食べるなど基本的なマナーは食育にもつながります。遊び食べは言語道断ですが、お箸やフォークが上手に持てずにこぼしてしまった場合は大目に見てあげることも必要です。大切なのは自ら食べようとする姿勢を応援してあげること。きちんと食べることができたら褒めてあげることも忘れずに。

ありがとうは家族の合言葉

「ありがとう」の言葉は子どもに強要するものではありません。子どもは家族が使っている言葉を自然と学び吸収します。パパがママに「夕食おいしかったよ、ありがとう」と言っていたり、ママがパパに「お仕事お疲れさま、いつもありがとう」と言っている言葉を耳にして「ありがとう」の精神を学んでいきます。子どもがマナーを学ぶのは学校でも幼児教室でもなく、家庭です。親は常に子どものお手本になっているということを忘れないことが子どもが正しいマナーを身につける上で一番大切なことなのかもしれません。