7日、韓国・京郷新聞は、日本で顧客に声を掛けない接客「無言サービス」が続々と登場している現状を伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は東京のタクシー。

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2017年6月7日、韓国・京郷新聞は、日本であえて客に声を掛けない接客「無言サービス」が続々と登場している現状を伝えた。

記事は、日本の衣料品ブランドが先月19日から試験導入した「声掛け不要バッグ」を取り上げている。このバッグを持った顧客には店員が近づいて声を掛けることはない。このシステムを導入したのは、「自分のペースに合わせてショッピングがしたい」「店員に話し掛けられると緊張する」「商品についてすでにインターネットで調べてきた」など、顧客の不満が多かったからだという。

また記事は、京都に本社を置くタクシー会社が3月末から10台を試験運行している「サイレンス車両」も紹介。運転手が乗客に話し掛けない「サービス」で、助手席のヘッドレストには「乗務員のお声がけを控えます」などと書かれている。同社の営業担当者が「景気が良くない」と話し掛けてくるドライバーに返事をするのが面倒だった経験が、制度導入のきっかけになったそうだ。

記事は「『無言サービス』は、顧客への気配りを重視する日本特有の接客サービスと評されることが多い。しかし、人のつながりがますます希薄になる現代社会の断面を示す現象とする指摘も出ている」と伝えた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「いいアイデアだね」「韓国にもこのシステムを早く導入してくれ」「僕も、店員が横にぴったりと付いていろいろ話し掛けられるのは嫌だ」「美容室でも導入してほしい」など、無言サービスへの肯定的な意見とともに、韓国への導入を望む声が多く寄せられた。

しかし同様の動きは韓国でも一部でてきているようだ。先月の文化日報の報道によると、以前は店員が顧客に声を掛け商品を紹介するのが良いサービスとされていたが、最近では店員が声掛けをしない店舗が「一人行動」を好む若者を中心に人気を集めているという。「一人で見ます」「案内が欲しいです」などのメッセージを記した買い物籠を分けて用意し、客の希望によって選ぶ仕組みの店舗も現れている。(翻訳・編集/三田)