8日、澎湃新聞は、中国や米国で販売不振にあえいでいる韓国の現代自動車が、貴州省にビッグデータ分析センターを設けると報じた。写真は現代自動車販売店。

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2017年6月8日、澎湃新聞は、中国や米国で販売不振にあえいでいる韓国の現代(ヒュンダイ)自動車が、貴州省にビッグデータ分析センターを設けると報じた。

韓国メディア・聯合ニュースによれば、今年5月における現代・起亜(キア)ブランドの中国市場販売台数は5万2000台と前年同期比で65.1%減と大きく後退。このまま販売台数が持ち直さなければ同社が今年掲げた世界販売台数825万台の達成は難しくなる。業界関係者からは「政治的な理由に加え、中国ブランドの台頭による影響を受け続けている」との分析が出ているという。

同社は中国市場のみならず、米国市場でも苦境に立たされているようだ。米自動車メディアAutomotive Newsは6日、同社の米国法人で長年販売部門に携わってきたDerrick Hatami氏が同社を離れたと報道。その背景として、今年に入って米国市場での販売不振が続いていることを挙げている。

澎湃新聞は一方で、同社が貴州省貴安新区にビッグデータ分析センターを設置する予定であると紹介。同社にとっては海外初のビッグデータ分析センターであり、中国国内の各種ビッグデータを分析、運用するとともに、これからのインターネット自動車時代に販売台数を回復するための準備を進めると伝えた。

同センターは今年7月に営業開始予定。同社にとって中国6カ所目の拠点となる。(翻訳・編集/川尻)