COMPUTEX TAIPEI 2017にて展示されていた新型タブレット「ZenPad 10」を写真で紹介!

台湾・台北市で2017年5月30日〜6月3日にかけて世界最大級のITトレードショー「COMPUTEX TAIPEI 2017」が開催されました。

このイベントにて地元・台湾のメーカーであるASUSTeK Computer(以下、ASUS)がグローバル向けとして5月30日に発表した最新タブレット「ZenPad 10(型番:Z301MLおよびZ301MFL)」を展示していました。

今回は実際に展示会に行ってASUSブースにてZenPad 10 Z301ML・Z301MFLをタッチ&トライしてチェックしてきましたので、外観や気になるポイントを写真交えて紹介したいと思います。


ZenPad 10(本体色:Pearl White)のフロントパネル

ZenPad 10 Z301ML・Z301MFL(以下、ZenPad 10)は10.1インチの液晶ディスプレイを搭載するAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)採用タブレットです。仕様はエントリークラスに分類できる内容ですが、500gを切る本体重量、9mmを切る厚みなど、扱いやすさも意識された設計となっています。


ディスプレイ上部にはデュアルステレオスピーカーを搭載

ディスプレイ上にはデュアル構成のステレオスピーカーも搭載。大型のディスプレイと合わせて、ネット閲覧や動画視聴時の活躍が期待できます。また音楽再生機能については、DTSが開発した規格「DTS Headphone:X」にも対応。ヘッドホン仕様時には最大7.1チャンネルでの仮想サラウンド再生も楽しめます。


側面は金属を意識した落ち着きあるデザイン



上面に配置された電源キーにはスピンデザインが施されている

側面の素材はプラスチックですが、金属を意識したデザイン・カラーリングで落ち着きある質感に。フロントパネルの縁に沿って入れられた光沢あるラインによる、シルエットの引き締め効果も感じられます。また電源キーにはZenシリーズでデザインのアクセントとして用いられる「スピンデザイン」も。


右面。こちらには物理キーや端子は特になし



下面。端にカードスロットを保護するカバーを確認できる



ZenFone 10のカバー部

下面にはSIMカード、microSDメモリカードのスロットを保護するカバーを確認できます。


左面。オーディオジャックなど端子類はすべてこちらに

左面には音量キーと3.5mmオーディオジャック、充電やデータ転送用に使用するUSB Type-C規格の外部入出力端子を備えます。


ZenPad 10(本体色:Pearl White)のリアパネル

リアパネルには、ニット素材の立体的な質感を再現したパターンが施されています。質感や仕上げ方により安っぽさを感じることもあるプラスチック素材ですが、ZenPad 10ではデザインの工夫が効き、質感での不満はかなり感じにくくなっています。


リアカメラは気になる飛び出しもない

背面にはオートフォーカス対応・有効画素数約500万画素のカメラを搭載。スマートフォン(スマホ)に比べると仕様は決して高いと言えませんが、レンズの飛び出しを抑えて本体を机などに置いて操作する際のガタツキを防ぐなど、使い勝手には配慮を感じます。


Royal BlueとQuartz Grayはフロントパネルが黒色

ZenPad 10のカラーバリエーションは2017年6月現在発表済みのもので3色(Royal BlueおよびPearl White、Quartz Gray)。ここまで紹介してきたPearl Whiteではフロントパネルが白色でしたが、これ以外の2色は共通して黒色です。


Quartz Grayのリアパネル



Royal Blueのリアパネル

なお、背面は3色すべてで異なるデザインに。いずれもニットパターンのデザインによってほどよい落ち着きを感じますが、中でも特にニットの質感を強く感じられたのはQuartz Grayでした。また実際に手にとってみると、Royal Blueの本体カラーについては「Blue」と冠された色名とやや異なり、実際の色味は“濃い灰色”といった印象を受けました。


ASUS Mobile Dockを装着するとPCライクな見た目に



ASUS Mobile Dockを装着して折りたたんだ様子

ZenPad 10には大画面を活用できるアクセサリーとして「ASUS Mobile Dock」と呼ばれるドッキング式のキーボードも用意されています。


トラックパッドがない分、キーピッチに窮屈感は少ない



キーストロークも適度に設けてあり、打鍵感も上々

トラックパッドなどのポインティングデバイスは搭載されておらず、その操作は画面へのタッチ(あるいはカーソルキー)にて行なう設計。その分、キーピッチには窮屈さもさほど感じません。メールや文書作成もタブレットでこなす場合には、かなり活躍が期待できる印象を受けました。


クリップで挟み装着するシンプルな作り



かなりしっかり装着されており、このまま安心して持ち歩ける

ZenPad 10との接続はBluetoothを用いた無線接続となっており、装着はZenPad 10の下面をクリップで挟むシンプルな仕組みです。そのため、装着する際はZenPad 10をクリップに押し込むだけ。取り外す際はキーボードを手で押さえ、ZenPad 10を上に引き抜くだけといった感じです。

端子や装着用のマグネットがないため、ZenPad 10とMobile Dockの左右位置をズラさず装着する際には多少気を使う必要があります。ただし、きちんと装着できれば、簡単に外れてしまう感じなく、セットで気軽に持ち歩けます。


展示機には日本向けの技適マークも確認できた

最後に気になるポイントとして技適マークを確認。今回、COMPUTEX TAIPEI 2017で展示されていたものについては、画面上にて日本の技適マークもついていることを確認できました。今後の日本での発表も期待できそうですね!


展示ブースで確認できた仕様情報

最後に補足として、ZenPad 10については「Z301ML」と「Z301MFL」と2つの型番が発表されています。ブース担当者に直接違いを確認しましたが、仕様では「Z301MFL」がより上位の内容を有しており、そのポイントはディスプレイ解像度と搭載するSoCとなっています。

具体的には、Z301MFLでは搭載するディスプレイの解像度がフルHD(1920x1200)、かつSoCもより駆動周波数の高いMT8735A(1.45GHz Quad-Core)を備えます。

一方でZ301MLでは、ディスプレイの解像度はHD(1280x800)で、SoCについても駆動周波数をやや抑えたMT8735W(1.30GHz Quad-Core)を搭載しているとのこと。

仕様を見る限りでは手ごろな価格での発売を期待したくなるZenPad 10 Z301ML・Z301MFLですので、大画面やデュアルステレオスピーカーによりマルチメディア指向を感じるとともに、専用アクセサリーとして純正キーボードが用意されるなど、従来のエントリークラスタブレットよりさらに幅広い使い方を考えて設計されていると感じました。

日本の技適マークがあることから国内での発表・発売も期待できるだけに、今後の展開・続報も楽しみに待ちたい1台です。

◯主な仕様
商品名ASUS ZenPad 10 Z301ML・Z301MFL
OSAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)with ZenUI
プロセッサーCPU:
MTK MT8735W 1.30GHz クアッドコア(Z301ML)
MTK MT8735A 1.45GHz クアッドコア(Z301MFL)
GPU:Mali T720 MP2
ディスプレイ10.1インチWXGA(Z301ML)
10.1インチFHD(Z301MFL)
メモリーRAM 2GBまたは3GB
ストレージ内部:16GB または 32GB または 64GB
外部(microSD):対応(最大64GB)
電池容量4680mAh
カメラリアカメラ:有効約500万画素
フロントカメラ:有効約200万画素


記事執筆:そうすけ


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