アイスランドが試合終了間際の劇的弾で低調クロアチアに初勝利! グループIは混戦模様に《ロシアW杯欧州予選》

写真拡大

▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループI第6節、アイスランド代表vsクロアチア代表が11日に行われ、ホームのアイスランドが1-0で勝利した。

▽2位アイスランド(勝ち点10)と、首位クロアチア(勝ち点13)による首位攻防戦。逆転での首位浮上を目指すアイスランドは、ギルフィ・シグルドソンやGKハルドルソン、ビルキル・ビャルナソンなど、大躍進を果たしたユーロ2016の主力選手がスタメンに入った。一方、首位キープを目指すクロアチアは、守護神のスバシッチなど守備陣に欠場者が出たものの、モドリッチやマンジュキッチ、コバチッチとCL決勝を戦った主力が先発で起用された。

▽地力で勝るクロアチアが押し込む入りが予想された中、ホームのアイスランドが積極的な入りを見せる。球際の強さと連動したプレスでカウンターを狙うアイスランドは、ビャルナソンやG・シグルドソンを起点にゴールを目指すが、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。

▽一方、やや慎重な入りとなったクロアチアだが、時間の経過と共にモドリッチを起点にボールを動かしながらペリシッチやマンジュキッチがシュートチャンスを窺う。30分には味方とのパス交換からボックス中央のモドリッチが右足でシュートを放つが、これは枠の左に外れる。

▽前半終盤にかけてもアイスランドペースで試合が進む中、35分にはボックス手前左で得たFKを名手G・シグルドソンが直接狙うが、これはわずかに枠を捉え切れず。それでも、相手の強力な攻撃陣に決定機を作らせなかったホームチームが、きっちりゲームプランを遂行した前半45分間となった。

▽ゴールレスで迎えた後半もセットプレー、カウンターと2つの武器を効果的に生かすアイスランドがペースを掴む。55分にはボックス手前で仕掛けたビャルナソンが右足のミドルシュートを放つが、これはわずかに枠の左へ外れる。

▽ここまで枠内シュート0と攻撃が機能しないクロアチアは60分、カリニッチを下げてブロゾビッチを投入。この交代でマンジュキッチが1トップに上がった。すると66分にはボックス手前でブロゾビッチが低い弾道のミドルシュートでゴールに迫るが、ここはGKハルドルソンの好守に遭い、最初の枠内シュートで先制点とはならず。

▽この交代で流れを引き戻すかに思われたクロアチアだが、その後も低調なパフォーマンスに終始。相手の決定機を何とか凌ぎゴールレスの状態をキープする。しかし、試合終了間際の90分に左サイドでCKを与えると、G・シグルドソンの絶妙なボールをゴール前のマグヌソンに泥臭く肩で流し込まれ、土壇場で先制点を許した。

▽結局、試合はこのままアイスランドの1-0でタイムアップ。クロアチア相手に初勝利を挙げたアイスランドが勝ち点を13に伸ばし、首位クロアチアに並んだ。

▽同日行われた3位ウクライナ代表(勝ち点8)と、5位フィンランド代表(勝ち点1)の一戦は、アウェイのウクライナが2-1で勝利した。コノプリャンカのゴールで後半立ち上がりに先制したウクライナは、一度は相手に追いつかれるが、75分にベセディンのゴールで勝ち越し、勝ち点を11に伸ばした。

▽また、4位トルコ代表(勝ち点8)と、最下位コソボ(勝ち点1)の試合は、アウェイのトルコが4-1で快勝した。この結果、グループIは首位クロアチアから4位ウクライナまで勝ち点2差でひしめく混戦模様となってきた。