中国では次々とヒット商品、人気店が生まれている。その背景にあるのがSNSなどのニューメディアを活用したマーケティングだ。写真は中華料理店。

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2017年6月9日、澎湃新聞は「ネット人気店が人を雇ってニセ行列、大衆心理を応用」を掲載した。

近年、中国では次々とヒット商品、人気店が生まれている。その背景にあるのがSNSなどのニューメディアを活用したマーケティングだ。サクラを雇い、大行列を作っている写真を撮影。それをSNSでバズらせることで一気に知名度を得る手法が横行している。

上海同済大学付属第十人民医院精神心理科の梅馨純(メイ・シンチュン)医師によると、こうしたマーケティングは大衆心理を利用したものだという。大衆心理とはなにか。第一に行列ができている店ならば自分ものぞいてみたいという好奇心が生まれるという点だ。第二に売り切れ続出で他人は持っていないという優越感を利用した飢餓感をあおる手法。そして第三にSNSで流れてくる情報はテレビなどの広告とは違い、自分と親しい人のオススメだから信頼しやすいという心理だ。こうした大衆心理を利用することでニューメディアを利用したマーケティングは中国で大きな効果をあげている。(翻訳・編集/増田聡太郎)