ムダ毛が気になる季節!ワキ、足…全身脱毛する際のベストな順番を解説

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日差しが強くなり、気温もどんどん上がるこの季節。自ずと薄着になって肌の露出も増えますよね。

そろそろムダ毛が気になり出し、エステティックサロンや医療機関の全身脱毛をスタートする方もいるのでは?
今回は脱毛をする際の、より効率的でベストな順番やポイントをお伝えします。

◆毛周期を理解しましょう


脱毛を始めるなら、少しでも早くツルツルにしたい、できれば一遍に処理をしたいと思う方が多いもの。でも、残念ながら体毛には毛周期(ヘアーサイクル)があるので、一度では終わりません。

体毛は全体量の10〜30%くらいしか表面に出ていず、毛穴の奥で休止している毛やこれから産まれてくる毛などが入り乱れています。これらが一定の期間の中で、生え変わることを毛周期というのです。

毛周期はワキや腕、髪の毛、まつげなど全ての体毛にあり、1本1本周期が異なります。そして休止期、成長期、退行期を繰り返しているため、脱毛をする際はそれぞれに合わせて上手に進めていく必要があります。

ちなみに、カミソリなどで自己処理を繰り返しているワキや足は、毛周期が正常ではないため、実際は表面にごくわずかな毛量しか出ていない人がほとんどです。

そういう方の場合は、スタートから終了まで最低でも1年半〜2年程度かかるでしょう。毛量や体質、自己処理の頻度・方法などによっても期間は変わってきます。

◆まずは小さなパーツから


全身脱毛をスタートする際は、一番気になる部分からスタートしてしまいがちですが、まずは小さなパーツから行うのがポイントです。

例えば、ワキは表面が小さいため、処理にかかる時間も短く比較的簡単に終わるパーツのひとつ。自己処理の頻度も高い部分であり、痛みにも多少は慣れているので、スタートしやすいでしょう。

続いてビキニライン、おなかや胸など、衣類で隠れる部分を行います。このあたりは、肌が敏感で赤みが強く残る場合もあるのが特徴。ですから、少しでも早い時期にスタートして、肌を休める時間を多く取ることをおすすめします

ワキなどの小さいパーツを処理した後、2回目の処理までの期間はほとんどの場合、1カ月ほど空けます(個人差があります)。

その間にひざ下や太ももなど、範囲の広い部分の脱毛をしましょう。ワキと同じ日に行うと処理後のアフターケアが大変なので、できれば少し時期をずらしたほうが通いやすくなりますよ。

脱毛する部位が多ければ多いほど、期間が長くなるので上手に並行して進めましょう。

◆今は待ったほうがいいパーツ


ひざ下に続いて、腕の処理も希望する方が多いのですが、この時期に腕の処理を同時スタートするのはおすすめできません。

理由はふたつあります。
ひとつめは、脱毛は熱を加えるため、日焼けした状態では処理ができないこと。もうひとつは、脱毛後の肌は敏感で紫外線にさらすことができないことです。

このように、脱毛前後に紫外線を浴びてはいけないのですが、腕はもっとも紫外線を浴びやすい部位なので、肌へのリスクがとても高くなります。

また、プライベートでは長袖でカバーできても、職場の制服が半袖の場合は、脱毛直後の赤みが残る肌を見せることになります。
赤みが強く出る方は目立つので、こっそり脱毛していたのにバレてしまうことも…。

肌を完全にカバーできる自信がないなら、腕の脱毛は秋口から冬にかけてスタートするのが無難です。

◆終わりに


全身脱毛は、思いのほか長い時間を必要とするし、肌にも負担がかかるので、毛周期をはじめ、肌やお手入れのことなどをしっかり理解してからスタートしましょう。

さておき、ツルツルすべすべの肌になれば、水着デートにも自信を持てますよね。
もちろん急なお泊りだって問題なし!大好きな彼との夏デートの前に、脱毛の計画を進めてみてはいかがでしょうか。

ライタープロフィール


バニラ
メンタルセラピスト&占い師&フリーライター
美容とメンタルの仕事を30年以上!現在は、経験を活かしてタロット占いとメンタルセラピーを組み合わせたメール鑑定を行いながら、フリーライターとして活動中!