Appleが先日公開した「iPhoneで撮影」シリーズの「Earth」について、トランプ大統領の政策を暗に批判したものではないか、という見方が出ています。

トランプ大統領への当てこすり?

「iPhoneで撮影」シリーズは以前より、何かをテーマにしたり機能面をピックアップしたりして、iPhoneのカメラ性能をアピールするコマーシャルです。
 
先日公開された「Earth」についても、科学者カール・セーガン氏の「地球は、広大な宇宙というアリーナ内の非常に小さなステージだ」というナレーションつきで、様々な自然の美しい風景を切り取った写真や動画が紹介されています。
 
しかし、セーガン氏による「Pale Blue Dot: A Vision of the Human Future in Space(邦題:惑星へ)」の朗読によく耳を傾けてみると――

知られている限りでは、地球は生命を宿している唯一の世界です。少なくとも近い将来、我々人類が移住できそうな場所は他にありません。行くことはできるでしょうが、住むのはまだ先です。好むと好まざるとにかかわらず、今のところは、地球こそ私たちが拠って立つ場所なのです。

と、地球を無視して我々が生きることはできない、という警鐘をAppleが鳴らしているかのようにも聞こえてきます。
 

 
実は、くしくもこのコマーシャルが公開される数日前に、地球温暖化防止へ国際的に取り組むパリ協定からのアメリカの離脱をトランプ大統領が発表、テクノロジー企業の代表が相次いで同政権に対するアドバイザーの辞職を明言する事態に発展したばかりです。
 
これについて、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も「私たちの星にとって間違ったこと」というメッセージを発しています。うがった見方かも知れませんが、こうした一連の動きが「Earth」のリリースに繋がった可能性は否定できないでしょう。
 
 
Source:Fortune
(kihachi)