とってもかわいらしい理由で、警察犬になれなかったワンコがいる。

それが豪クイーンズランド州で暮らす、こちらのGavelくんだ。

立派な警察犬になりそうなジャーマン・シェパードだ。しかし、警察犬になる訓練を受けてみたものの、その職を得ることはできなかった。

フレンドリーすぎて失格に

なぜGavelくんは警察犬になれなかったのだろうか。

クイーンズランド州総督官邸のプレスリリースによると、「第一線に身を置くのに必要な能力が見られなかったため」と、その理由が説明されている。

どうやら彼は人懐っこく、犯罪者を追い詰めて捕まえるのよりも、一緒に遊んだりお腹を撫でてもらったりするのが大好きなようだ。

▼訓練時代に着ていたコート

しかし、そんな彼だからこそ、ぴったりの仕事が見つかった。

州総督官邸で要職を得る

そんなGavelくんが得た仕事は、Vice-Regal Dog。彼のために作られた新しいポジションだ。

▼雇用契約書

仕事内容は、州総督官邸に訪れたゲストや観光客を温かく迎え入れること。そして一部の行事に出席することだという。

Gavelくんの仕事ぶりは?

警察犬失格と言われたGavelくんにこの仕事は務まるのだろうか。その仕事っぷりを見てみよう。

▼ゲストを温かく迎え入れる

▼行事に出席

▼官邸開放日のお知らせに登場

▼職場を和ませるのも忘れない

職務以上の活躍を見せている。

5月31日には、「彼は警察犬になれなかったのかもしれないけれど、Vice-Regal Dogとしての必要な個性を持っていたのは明らかだ」とのコメントが、州総督官邸の公式Instagramに投稿されている。

里親は州総督官邸だった

警察犬になる準備期間中にGavelくんの里親になっていたのは、クイーンズランド州の州総督官邸。

2016年の4月に生後6週間で州総督官邸にやって来てからというもの、現職のポール・デ・ジャージー州総督の愛をたっぷりと受けていた。

▼昨年9月に投稿された写真。「ワンコと一緒にいると、自然と笑顔になるよ」とのコメント

もしかしたらGavelくんのキャリアチェンジを一番喜んでいるのは、近くでずっと過ごせることになった州総督なのかもしれない。

※追記 記事中で「知事」としていましたが、正しくは「州総督」の誤りでした。訂正致します。