英ロンドン中心部の国会議事堂前の広場で行われた、反保守党および反民主統一党の人々によるデモ(2017年6月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英国で、8日投票の総選挙で自身の与党・保守党が過半数割れとなったテリーザ・メイ(Theresa May)首相が、政権維持のために北アイルランドの保守政党「民主統一党(DUP)」と協力するとの方針を打ち出したことに反対する署名が、10日時点で60万人分近く集まった。

 請願書は、同性婚や人工妊娠中絶への反対などで論議を呼んでいるDUPの立場をおおまかに説明した上で、「これ(DUPとの協力)は政権維持を図る、不快で切羽詰まった企てだ」と述べている。

 ロンドン(London)ダウニング街(Downing Street)の首相官邸の外では10日、左派のデモが行われ、数百人が「人種差別的で性差別的、同性愛差別的なDUPは去るべきだ」と繰り返し唱えた。DUPが保守党に協力することで「大筋合意」に達したとの発表が出ると、保守党議員の一部からも不満の声が上がった。

 メイ首相は政権維持のために、DUPの10議席が必要となり、同党に協力を求めている。
【翻訳編集】AFPBB News