11日、日本ではなぜたびたび放射性物質事故が起きるのか。大洗研究開発センターで発生した事故を、中国メディアが報じた。資料写真。

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2017年6月11日、中国のポータルサイト・網易(NetEase)は、茨城県大洗町にある原子力開発施設で作業員が被爆する事故が起きたことについて、日本のネット上で「日本は先進国なのに、なぜたびたび事故が起きるのか」との声が出ていると伝えた。

事故が起きたのは、日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター。核燃料物質が入った金属製の容器を開ける際に、内側の袋が破裂し、放射性物質であるプルトニウム粉末などが飛散。被爆した作業員の肺からは、極めて高い数値の放射性物質が検出された。

原子力研究開発機構は、このビニール袋の破損は想定外だったとしているが、専門家からは、「ヘリウムガスがたまり、破裂した可能性がある」との指摘があった。また、26年間点検せず、記録もしていなかったことが明るみに出るなど、原子力研究開発機構の安全管理に深刻な問題があった疑いが浮上している。

記事は、日本のネット上でも「また『想定外』か」「26年もたてばゴムもビニールも劣化する」「あまりのずさんさに、言葉を失います」「危機管理、対策が全くできていない」など、原子力研究開発機構の安全管理を疑問視するコメントが相次いでいると、記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)