香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは8日、「車にはねられた中国人女性が無視され、再びひかれて死亡した事故が中国で話題に」と題する記事を掲載した。資料写真。

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香港紙サウスチャイナ・モーニングポストは8日、「車にはねられた中国人女性が無視され、再びひかれて死亡した事故が中国で話題に」と題する記事を掲載した。

世間に広まっている事件の動画を見ると、被害者の女性は最初に車にはねられて倒れてから1分後、他の車にひかれた。この1分間に通りかかったバイクや車、歩行者は多くいたが、助けようとする人は一人もいなかった。この事件は、他人に対する冷淡な態度についての議論を呼んだ。現地の警察は容疑者の運転手二人を取り調べ中だという。被害者は死亡した。

この動画はネットユーザーたちの怒りを引き起こし、周囲の人々の冷淡さに批判が集中した。ある人は「怒る気力すらありません。中国の道路事情はまさに地獄みたい」と投稿。他のネットユーザーは「中国の社会はどうなってしまったんだ?私が現場にいたら通過する車を止めて110番と120番に電話をかけるだろう」と書き込んだ。「こんなに多くの人がこれほど冷たいとは。警察に通報する人さえいない」というコメントも寄せられた。

今回の事故をきっかけに、中国で「援助が必要な人を助けない」という人々の振る舞いについて議論が交わされた。よく見られる「当たり屋」にも議論が及んだ。遼寧省出身の二人の女性がわざと車にぶつかって10日間で1500ドルをだまし取ったとの報道もある。だが、当たり屋を警戒するあまり、本当の交通事故の被害者を死に追いやってしまった。広東省出身の2歳の女の子が自動車にはねられた後、少なくとも18人が現場を通ったにもかかわらず、助けようする人は一人もいなかった。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)