17F1第7戦、カナダGP予選。伝説的ドライバーのアイルトン・セナ氏に並ぶ通算65回目のポールポジションを獲得し、同氏のヘルメットをプレゼントされたメルセデスAMGのルイス・ハミルトン(2017年6月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】17F1第7戦のカナダGP(Canadian Grand Prix 2017)は10日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が、自身のヒーローであるアイルトン・セナ(Ayrton Senna)氏に並ぶ通算65回目のポールポジションを獲得した。

 記録破りのラップを刻んだハミルトンは、予選後にセナ氏の家族から同氏が実際にレースで使っていたヘルメットをプレゼントされ、驚きを与えると同時に驚きをもらう一日を過ごした。

 ハミルトンは年間首位に立つフェラーリ(Ferrari)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)を0秒330上回る最速タイム1分11秒459を記録。10年前にハミルトンがF1初優勝を飾ったサーキット・ジル・ビルヌーブ(Circuit Gilles Villeneuve)で、両者は初めて1分12秒の壁を破ったドライバーになった。

 今季3回目、カナダGPではミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏の最多記録に並ぶ通算6回目のポールポジションを獲得したハミルトンは、11日の決勝で大会6回目の優勝を狙う。通算65回のPP獲得は、シューマッハ氏の68回に次ぐ2位タイの記録となった。

 ベッテルは奮闘したものの2番手となり、3番手にはメルセデスのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)、4番手にはフェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が入った。

 5番手にはマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)、6番手にはダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が入り、レッドブル(Red Bull)勢が並んでいる。

 以下、ウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が7番手、フォースインディア(Force India)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)とエステバン・オコン(Esteban Ocon)が8番手と9番手、ルノー(Renault)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が10番手と続いた。

■「素晴らしい名誉」

 ハミルトンはレース後、「すごくうれしい。モントリオール(Montreal)は以前から僕にとって相性が良い場所だし、フェラーリの二人とは接戦で、すごく速かった。僕のラップ?セクシーなラップだったよ。最高のラップだった!」と喜んだ。

 ハミルトンはまた、セナ氏の記録に並んだことを祝してヘルメットをプレゼントされると、感激した様子で「震えている…ワオ…言葉が出ない。アイルトンは一番好きなドライバーだ。彼のおかげで今の僕がある。これをもらえるなんて、素晴らしい名誉だ。セナのご家族にありがとうと言いたい」と述べた。

 ハミルトンは、コース上で生中継のインタビューを受けている際にヘルメットをプレゼントされ、明らかに驚いている様子だった。ヘルメットは、セナ氏がチーム・ロータス(Team Lotus)時代の1987シーズンに着用していたもので、ハミルトンはそれを掲げてからチームのガレージへ戻っていった。
【翻訳編集】AFPBB News