“激太り”で会社からダイエット命令が出た女優の伊藤かずえさんが、テレビ番組の企画でダイエットに挑戦し、見事成功したのは皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか?そのダイエットに役立ったのが料理研究家・柳澤英子さんの『やせるおかず 作りおき(やせおか)シリーズ』。今もリバウンドせず体重をキープしている伊藤さんが、今回やせおかレシピを自分流にアレンジした書籍『伊藤かずえが12キロやせたレシピ』を出版しました。

先日行なわれた出版記念取材会では、柳澤先生と一緒に取材陣の前でやせおかレシピを披露してくださいました。

料理はそんなに好きじゃなくて、いつも嫌々やっていた、という伊藤さん。しかし、手順もスムーズでテキパキと作ってくださいました。

 「20代からずっとダイエットをしていたんですけど、45歳以降、全くやせなくなったんです。今までカロリー制限や食事抜きなどをやっていて、いつもイライラしていたし、顔色も悪かったと思います。最初は食べてやせるなんて、全然疑っていましたね。テレビ番組の企画の時、最初は2週間で10gも減らなかったんです。過激なダイエットをこれまでやりすぎて、体が栄養を吸収してしまうんです。柳澤先生に“どうしましょう?”と聞いたら、魔法の一言を言われました。“あら、食べてるのに増えてないじゃない”と。そこからスルスルやせていきましたね」と語る伊藤さん。

 柳澤先生いわく、「やせおか」はタンパク質とビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富にとって、ダイエットというよりは健康法、食べちゃダメと言われるとストレスがたまって、血糖値が上がるから体にとっては悪循環。食べてやせられる「やせおか」は、ストレスなく食べて健康的にやせられると伊藤さんも大絶賛。

2人でカラオケに行くこともあるのだとか。

ダイエットが成功した伊藤さんは、高校生の娘さんの制服を着られるほどスリムに。「でも、マネージャーに制服を着た写真を送ったら、無反応でした(笑)」娘さんにはこれまで「デブデブ、顔デカ」と揶揄されていたけれど、今では娘さんと洋服を共有しているとか。「若作りになっちゃいますけど(笑)、でも節約になりますよ」とほほ笑む伊藤さん。

かずえ流アレンジ「やせおか」レシピをご紹介!

今回はSuits読者のために、取材会で披露された「いわしのバルサミコ酢」と「きのことわかめのクリームチーズ煮」のレシピをご紹介します。

いわしのバルサミコ酢

材料(2人分)

・いわし(開いて中ワタを取る)…4尾

・塩、こしょう…各少々

・おからパウダー…適量

・ローズマリー…1本

・オリーブオイル…大さじ2〜3

A バルサミコ酢…大さじ1

  ガーリックパウダー…少々

作り方

いわしの両面に塩、こしょうをふり、おからパウダーをまぶす。
フライパンにオリーブオイル(分量外)を入れて中火にかけ、いわしを並べる。その上からオリーブオイルをかけ、ローズマリーを入れる。いわしが両面こんがり焼けたら取り出す。保存容器に入れる。
同じフライパンでAをとろっとするまで煮詰める。いわしとは別の保存容器に入れ、食べるときにかける。

いわしをさんまに替えてもOK。

 きのことわかめのクリームチーズ煮

材料(2人分)

・しめじ(小房に分ける)…1/2パック

・マッシュルーム(薄切り)…6個

・わかめ(乾燥)…3g

・クリームチーズ(室温に戻す)…60g

・オリーブオイル…大さじ1/2

・こしょう…少々

作り方

わかめは水で戻し、水けをきる。
耐熱ボウルに材料をすべて入れ、ふんわりラップをして電子レンジで4分加熱。全体を混ぜ、ふんわりラップで2分加熱。保存容器に入れる。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の組み合わせ。「やせおか」の中でも最強のレシピ。

どちらもあっという間に作れる、働き女子にも役立つレシピです。「やせたのもうれしいけど、健康になれたのがもっとうれしい」と話す伊藤さん。「血管年齢が28歳って言われたんですよ。食べないダイエットで全然数字が落ちなかったのに、食べる量が増えて、3食きちんと食べて、簡単にやせられる。50歳になっちゃいましたけど、いかに健康に仕事ができるかって本当に大事。食べていないと思考回路がおかしくなって、セリフ覚えも悪くなっちゃう。確実に健康にやせられます。健康になったら、アイクリームとかの化粧品代も浮くようになりました(笑)」

「アラフォー、アラフィフの女性に特におすすめしたい」と語る伊藤さん。

柳澤先生も「伊藤さんは男らしいアレンジの仕方をするんですよ。おいしい簡単レシピです」と太鼓判。真夏までに今からなら間に合う!?注目のレシピ本です。

定価1000円+税 小学館刊 全112ページ。