「小さな巨人」の芳根京子は可愛いストーカー!? 職場にいたらコワイかも…

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「勘です!」などのセリフがお約束化して俄然面白くなってきた『小さな巨人』ですが、このドラマって、女性刑事少ないですよね。ストーリーからいったん離れますが、もしもこんな女性が身近にいたら…という観点で勝手に突っ込んでみました。

◆勝手な行動をする部下を持ち、苦労の多い管理職 須藤文香/刑事課長(神野三鈴)

 女性の役職が少ない男性社会で、課長になったからには、女性の大きな前例を作ることが自然とプレッシャーになっているはずです。役どころとしては、アラフィフぐらいの設定でしょうか。

 体力も頭脳も必要な中、男性と対等にここまでのし上がるのは大変だったはずです。むしろ、もっと早めに出世しておきたかったところですが、ようやくチャンスがめぐってきた時に、自分より立場が上だった者や出世コースにいた者が、自分の署に(左遷とはいえ)なだれ込んできます。これはやりにくい!
 しかも、彼らは課長の言うことも聞かず、毎日、何か勝手に動いて問題を起こしてくれます。香坂(長谷川博己)がお中元を贈るかどうかのエピソードで「課長には高い肉なんか贈らなくても」ぐらいの感覚でしたので、なんとなく実社会でのよくいる上司像に近い感じがします。

 下からは「上の言うことに従うだけの上司」と思われているかもしれませんが、こんだけ勝手な行動を堂々とするエリートが部下にいたら、責任取らされる立場も大変ですよね。頑張れ、須藤課長!

◆明るく可愛い新人だけどストーカー的な部分も!? 三島祐里(芳根京子)
 とにかく可愛い。明るいし真面目で素直で癒される。新卒1年目の人物でしたが、希望を出して憧れの人のいる現場に配属されました。

 その憧れの人とは、試験で親切に対応してくれた香坂(長谷川博己)です。試験でひと言ふた言話した相手のことを新人研修中も一方的に詮索し、直接業務で関わっていないのに勝手に尊敬していました。そして念願の異動です。

 新人ながら、香坂の周りに必ずいてグイグイ首を突っ込みます。まだ実績も経験もないのですが、とにかく憧れの人の周りは離れません。ちょっとドジなところもありますが、時に役立つこともあるので、ドラマとしては絶対必要。ですが、実際にこんな新人が身の回りにいたら怖くないですか? 一瞬気づきませんが冷静に考えるとストーカー的ですよね(笑)。
 いつも捜査の中心にいられる上、希望も通せて、他の部署の上官からも情報をもらえるとか、恵まれているんだなと思ってしまいます。

 もし、実生活でこういう新人に「手伝ってください!」とか「私たちだってできることをしましょう」とかハッパかけられたらちょっと眩しすぎて嫌みに映るかもしれません。でも、そういうキラキラしている子がいると、周りも自分が持つ仕事へのプライドに気づくことができることもあるでしょう。ドラマでも、より一層かき回して頂きたいです。

 前半では、重要参考人として、吉田羊や佐々木希も出演しましたが、犯人に罪を押し付けられたりアリバイ工作に利用されたり、なんとも女性陣が不運な役割でした。後半戦は、女性陣の活躍も見られるといいなと楽しみにしています。

<TEXT/タケダマコ>