北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会の代弁人(スポークスマン)は10日、「米国が共和国に対する軍事的脅威と制裁騒動をいっそうヒステリックに繰り広げている」と主張する声明を発表した。同日、朝鮮中央通信が配信した。

声明は、「トランプ一味は史上初めて原子力空母打撃団を同時に朝鮮東海に展開し、グアムに配備されたすべてのB1B戦略爆撃機を投入してわれわれに対する核先制攻撃訓練を狂気じみて強行したのに続き、またもや原子力潜水艦を釜山港に入港させ、5月30日にはわれわれの大陸間弾道ロケット攻撃を想定したミサイル迎撃試験まで行った」と指摘した。

また、「これは共和国の自主的権利と生存権を否定し、乱暴に侵害する最も極悪非道な敵対行為であり、爆発前夜の朝鮮半島情勢を最悪へ追い込むごく無謀な危険極まりない挑発的妄動である」と糾弾した。

そのうえで、次のような原則的立場を明らかにした。

1.米国とその追随勢力は何によってもわれわれの自主的な核保有権利を阻むことはできないということをはっきりと認識しなければならない。

2.米国と追随勢力は、ヒステリックな対朝鮮制裁と軍事的威嚇騒動であえてわれわれを驚かしてみようとする愚かな妄想を捨てなければならない。

3.米国の反共和国制裁と軍事的圧迫劇が持続するほど、それだけアメリカ帝国の悲惨な終えんの時刻が早められるであろう。

さらに、「米国はどんな相手と対峙しているのかを直視すべきであり、挑発的な制裁と無謀な軍事的圧迫でわれわれの満装弾された核の雷管を触れるような愚かで無分別な自滅的妄動を直ちに中止しなければならない」と主張した。