中国と対立してきた日本がいったいなぜ態度を変えたのか。専門家は北朝鮮問題解決のためには中国との協力を深める必要があるためだと分析している。資料写真。

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2017年6月9日、星島環球網によると、日本に対中関係改善の動きがあるという。

ロシア・ウェブメディア「スプートニク」は7日、記事「もはや一帯一路に見て見ぬ振りができない日本」を掲載した。安倍晋三首相は先日来、アジアインフラ投資銀行(AIIB)加入も選択肢の一つだとの発言を繰り返している。透明性の確保、参加国すべての利益、政府負担につながらないとの条件さえ確保されれば参加するという。

中国と激しく対立してきた日本がいったいなぜ態度を変えたのか。ロシアの外交専門家は北朝鮮問題解決のためには中国との協力を深める必要があるためだと分析している。ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮の脅威は空前の水準に達しており、日本政府にとっては最優先の課題となっている。

また、それだけではなく、日本のプレゼンスを高めようとする安倍首相の狙いもあるという。専門家によると、安倍首相の目的は日本を米中露に続く世界第4の国家として大国クラブ入りを果たすこと。そのためには中国とロシアを利用する必要がある。大国入りを目指す日本の地政学ゲームの始まりだと分析している。(翻訳・編集/増田聡太郎)