GALAXY S8・S8+をiPhone 7・7 Plusと比べてみた!

日本でもついに6月8日にNTTドコモおよびauから発売されたサムスン電子製の最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」。NTTドコモからは「Galaxy S8 SC-02J」および「Galaxy S8+ SC-03J」、auからは「Galaxy S8 SCV36」および「Galaxy S8+ SCV35」として販売開始され、すでにGalaxy S8 SC-02Jの購入レポートなども紹介しています。

その最大の特長は縦横比18.5:9と縦長の大画面ディスプレイ「Infinity Display」と、側面が湾曲した「エッジスクリーン」によってまるで液晶画面だけを手に持っているようなほぼ“全画面デザイン”となっている点。

またQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 835」や4GB内蔵メモリー(RAM)、下り最大788Mbps(Galaxy S8+ SC-03Jのみ)といった高性能や、おサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵、ワンセグ・フルセグ、指紋・虹彩・顔認証などまさにほぼ“全部入り”となっているのも魅力だと思われます。

一方で気になるのはこれまでディスプレイの下にあったホームキーなどのナビゲーションキーが画面内に表示されるソフトウェアボタンとなり、それによって紹介したような従来モデルからの操作性変更が行われれています。

こういった縦長ディスプレイによるほぼ全画面デザインは次期アップルのスマホ「iPhone 8」(仮称)も導入してくると噂されており、現行のiPhoneユーザーも持った感じや見た目、操作性などが気になるところではないでしょうか。

そこで今回は、Galaxy S8とGalaxy S8+の比較に続いてざっくりとですが、既存の「iPhone 7」や「iPhone 7 Plus」と大きさや性能、機能などを比べてみたいと思います。この秋にはiPhone 8以外にもiPhone 6・6s・7シリーズの流れの製品も投入されると見られていますが、iPhone 8の傾向をGalaxy S8・S8+から覗き見れれば良いなと思います。

機種Galaxy S8iPhone 7Galaxy S8+iPhone 7 Plus
型番SC-02J、SCV36A1779SC-03J、SCV35A1785
画面5.8型570ppi4.7型326ppi6.2型529ppi5.5型401ppi
大きさ148.9×68.1×8.0mm138.3×67.1×7.1mm159.5×73.4×8.1mm158.2×77.9×7.3mm
重さ155g138g173g188g
SoCS835A10S835A10
CPU2.35GHz×4
+1.9GHz×4
2.25GHz×42.35GHz×4
+1.9GHz×4
2.25GHz×4
RAM4GB2GB4GB3GB
背面カメラ1200万画素
(デュアルピクセル)
F1.7
1200万画素
F1.8
1200万画素
(デュアルピクセル)
F1.7
1200万画素
(デュアルカメラ)
F1.8/F2.8
前面カメラ800万画素
F1.7
700万画素
F2.2
800万画素
F1.7
700万画素
F2.2
電池容量3000mAh1960mAh3500mAh2900mAh
FeliCa
ワンセグ
/フルセグ
◯/◯◯/◯
防水
/防塵
◯/◯◯/◯◯/◯◯/◯
指紋認証
虹彩認証
顔認証

まずはざっくりとスペックを比較すると上記のようになります。GalaxyおよびiPhoneともに日本向けモデルの仕様をまとめていますが、iPhone 7シリーズではFeliCaを搭載し、決済サービス「Apple Pay」に対応したことで“おサイフケータイ”ライクにSuicaやiD、QuickPayが利用できるようになりましたし、Galaxy S8・S8+もiPhone 7・7 Plusもグローバルモデル含めて防水・防塵に対応しました。

そのため、機能的にはテレビ(ワンセグ・フルセグ)機能以外はほぼ同じような内容となっており、生体認証についてはGalaxy S8・S8+では新たに物理的なホームボタンがなくなったために背面に指紋センサーが移動し、代わりに虹彩認証と顔認証に対応しています。


Galaxy S8・S8+ではホームなどのナビゲーションボタンが画面表示に

この辺りもiPhone 8では画面の下に指紋センサーを搭載することでGalaxy S8・S8+のホームボタンと同じようにソフトウェア表示になるものの、これまでのiPhone 7シリーズまでと同じように画面にホームボタンが表示される場所を触れば指紋認証が行えるようになるという噂と、これはiPhone 8では見送られるという噂が現時点でも繰り返し出てきています。

Galaxyシリーズのもう1つのハイエンドシリーズ「Galaxy Note」の次期モデル「Galaxy Note8」(仮称)についても同様の噂があり、どうやら画面の下に搭載される指紋センサーの部品がうまくいっていないようです。iPhone 8やGalaxy Note8で見送られる場合は、Galaxy S8・S8+と同じように背面に指紋センサーを搭載するなどの構成になるのかなと予想されます。

Galaxy S8・S8+でも画面が消えている状態でも画面が点いたときにホームボタンが表示されている部分を押せば画面が点いてロック解除が行えるようになっており、指紋認証以外はこれまでのホームキーのように操作はできるようになっています。

連打は向いていないように思いますが、iPhone 7・7 Plusでもホームキーは画面表示ではないですが、押すことで反応する物理キーではなくなっていますので、これが画面表示になっても操作感としてはあまり変わらないのではないでしょうか。


Galaxy S8とiPhone 7の横幅比較



Galaxy S8+とiPhone 7 Plusの横幅比較

続いて大きさですが、画面のインチ数は縦長になったことで実際の面積よりも大きな数値になっており、Galaxy S8・S8+もこれまでの16:9のディスプレイにおける5.8インチや6.2インチよりもだいぶ小さいです。特に横幅は狭く、Galaxy S8は5インチ弱クラス、Galaxy S8+は5.5インチ弱クラスと同等と言って良いでしょう。

そのため、Galaxy S8をiPhone 7と比べると68.1mmと67.1mmと1mmだけ広いだけで、さらにエッジスクリーンによるラウンドフォルムによって持った感じはほとんど変わらない印象を受けます。さらにGalaxy S8+をiPhone 7 Plusと比べると、73.4mmと77.9mmというように完全にGalaxy S8+のほうが狭くて持ちやすさも断然に良いです。

画面の横幅自体はGalaxy S8+も5.5インチだったGalaxy S7 edgeと変わらないのでiPhone 7 Plusともほぼ変わらないため、ほぼベゼルレスによってこれだけ持ちやすさが違うのかといったところ。さらにGalaxy S7 edgeと比べると、Galaxy S8・S8+のエッジスクリーンは湾曲が急になったため、持った時に角が当たって痛いというような感じはかなりなくなりました。

縦方向に長くなりましたが、重量バランスも良く、重さもそれほど感じないため、うまく設計されているように思われます。とはいえ、もちろん、Galaxy S8とiPhone 7を並べて持ち比べてみると確かに155gと138gなのでGalaxy S8のほうが重く感じるのは確かですが。


Galaxy S8・S8+のエッジスクリーンはよりRが大きくなって見やすさも改善

性能面ではOSがAndroidとiOSと大きく異なるので評価がしにくいですが、例えば、ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」だと、Snapdragon 835のGalaxy S8・S8では18万前後、iPhone 7 Plusも18万前後と同じような数値となっています。アプリの動作感はさすがに個々のアプリによって違いますが、Galaxy S8・S8は全体的な動作の切れは良く、マルチウィンドウを活用しても4GB RAMあるので十分そうです。

カメラについてもざっくりとは一長一短といったところで、Galaxy S8・S8+はGalaxy S7 edgeとそれほど変わっていないのですが、iPhone 7・7 Plusと比べると個人的には綺麗かなと思っています。ただし、筆者はiPhone 7 Plusのデュアルカメラによる光学2倍ズームも便利に使っており、やはりどちらが良いという感じではなく、どちらでもそれなりの写真は撮れるようになっていると思われます。


Galaxy S8・S8+ではカメラのでっぱりもだいぶ少なく

おおまかに比べてみましたが、Galaxy S8・S8+はiPhoneユーザーにとっても魅力的な製品なのではないかと思えます。もちろん、アプリの引き継ぎなどもあり、実際に乗り換えるかどうかは別としても次期スマホのiPhone 8のシミュレーションも兼ねてチェックしてみるのも良いのかなと思います。店頭などにも展示がはじまっているので是非手にとって確かめて見て欲しいところです。





記事執筆:memn0ck


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