9日、央視新聞は記事「命を救うために、航空便が79分の遅延も一つの文句もなし」を掲載した。人命を救うならばと乗客が納得したという美談だが、ネットユーザーの反応はちょっと違うようだ。資料写真。

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2017年6月9日、央視新聞は記事「命を救うために、航空便が79分の遅延も一つの文句もなし」を掲載した。

7日午後、中国東方航空は支援を求める電話を受けた。浙江省杭州市で心臓の臓器提供手術が行われる。速やかに移植希望者がいる湖北省武漢市まで送らなければならないが、手術終了後にはもう航空便はない。離陸時間を遅らせることはできないだろうか、との頼みだった。

連絡を受けた東方航空は出発を遅らせることを決めた。中国では航空便が遅れると乗客が騒ぎ出すなどのトラブルが起きることが多い。だがこの日、147人の乗客は誰一人として文句を言うことはなかったという。

央視新聞は美談としてこの話を伝えたが、中国ネットユーザーは別の解釈をしたようだ。

「ちゃんと説明してくれれば遅延も納得するよ。だけどいつもの遅延はちゃんと説明されないし、航空量の調整とかいいながらも別の飛行機はびゅんびゅん飛んでいるし、で皆怒るわけ」
「人を救うためなら納得するよ。でも航空会社はいつもえらそうでちゃんと説明しないからキレるんだよ」
「私も遅延にあっても文句を言いませんでしたよ。機械の故障とやらで7時間半ほど待たされましたがね。まあ79分なんてたいした問題じゃないでしょう」
「航空会社はいつも偉そうだからむかつくんだよね」(翻訳・編集/増田聡太郎)