8日、中国のサッカーメディアは「なぜスラムダンクはキャプテン翼のように日本のバスケを救えないのか」とする文章を掲載した。資料写真。

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2017年6月8日、中国のサッカーメディア・●球帝(●=りっしんべんに「董」)は、「なぜスラムダンクはキャプテン翼のように日本のバスケを救えないのか」とする文章を掲載した。

記事は、日本を代表する2大スポーツマンガ「キャプテン翼」と「スラムダンク」を比較。「キャプテン翼」が日本サッカーをアジアの二、三流から一流へと成長させたのに対し、「スラムダンク」は多くの若者がバスケットボールを始めるきっかけになりながら、日本バスケ界全体のレベルアップにはほとんど役割を果たしていないとした。そして、「テーマ上の制約」「作品の趣旨の違い」「協会の差」「身長の問題」などの点からその理由を解説している。

「テーマ上の制約」については、「キャプテン翼」が小学生から中学、高校、そしてプロ選手といった時間軸で描かれており、子どもたちに強い没入感を与えた一方、「スラムダンク」は高校時代のみの設定であり、育成を始めるべき年齢の子どもたちに響かないためと説明した。

「作品の趣旨」については、「ボールは友達」と心からサッカーを愛する少年を描いた「キャプテン翼」に対し、「スラムダンク」はバスケットボールを題材にした「学園青春漫画」の要素が強いと指摘。「キャプテン翼」はサッカーと切り離すと成り立たないが、「スラムダンク」はほかのスポーツに置き換えてもその魅力は変わらないとしている。

そして「協会の差」に関しては、10年余り前に「100年構想」を掲げた日本サッカー協会に対して、日本バスケットボール協会は2020年東京五輪開催決定を機に20年の中長期強化計画打ち出し始めたばかりの状況であることを挙げ、時間的にもその内容の充実度にも差があると分析している。(翻訳・編集/川尻)