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The bargain of the range - if “bargain” is the right word

 
ベンテイガに乗って週末を過ごして月曜日に仕事に戻ったところ、ベンテイガの新車のディーゼルが編集部(英国版)に届いていた。長期テストを実施しているガソリンエンジンのW12と比較できるようにと、ベントレーがディーゼルを貸してくれたのだ。

ご存じかもしれないが、ベンテイガのディーゼルは最近、AUTOCARのテストで5つ星を獲得した。もしガソリンモデルとディーゼルモデルの比較テストを行えば、おそらくディーゼルが勝利するだろう。だが、それでもこの2台の対決は興味深い。

 
通常の使用における総合的な洗練性では、この2台のちがいを挙げるのは難しいが、エンジンをなめらかに回転させてスーパーカー並みの高速で走っている時は、ガソリンのW12のほうがサウンドはずっとよい。

発進加速は、ディーゼルのほうがW12より正確できっちりしている。ディーゼルと比較すると、W12の発進加速は鈍く感じる。しかし、ディーゼルのストップ/スタートシステムは明らかにW12より大雑把だ。

 
じつのところ、これが私が気がついたディーゼルの唯一の欠点だ。では結論はというと、もし新車でどのベンテイガでも自由に選択できるほど資金があるならば、私はW12を選ぶだろう。W12の回転とサウンド、それに加速がとても好きだし、この12気筒には伝統があるところも気に入っているからだ。

だが、ディーゼルはW12より3万ポンド(420万円)安く、このクラスとしてはまちがいなくバーゲン価格だ。“バーゲン” という言葉は、ベンテイガにはふさわしくないかもしれないが。

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)