<サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3日目◇10日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,538ヤード・パー72)>
兵庫県にある六甲国際ゴルフ倶楽部での開催となってから12年目を迎えた「サントリーレディス」。コースが変わって以降の今大会のトーナメントレコードは、2012年に当時アマチュアのキム・ヒョージュ(韓国)が出したトータル17アンダーだ。
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その記録に今季キム・ハヌル(韓国)が迫っている。3日目を終えてスコアはトータル14アンダー。ここまで“67”“68”“67”と安定感は抜群。今日までのプレーが出来れば十分に記録更新は可能だ。
2位タイにはトータル11アンダーで堀琴音、テレサ・ルー(台湾)、辻梨恵の3人。トータル10アンダーの5位タイに山城奈々がつけている。3日目を終えた時点で、2桁アンダーの選手が5人いるのは、六甲国際ゴルフ倶楽部となって以降の過去最多の数字。
ヒョージュが記録を更新したときは、最終日にツアー制施行後の18ホールの最少スコアとなる“61”を叩きだしての優勝。また、ヒョージュの記録に1打まで迫った2015年の成田美寿々も初日に“63”と大爆発している。だが、今年“65”を下回るスコアを出したのは3日目に“64”を出した堀琴音だけだ。今年の大会が全体的にスコアが出ている理由を、テレビ解説を務めている森口祐子はこう見る。
「今年は雨が降ったタイミングが非常によかった。アマプロ戦と初日の朝方だけ。そこからは降っていません。梅雨時期の4日間大会ですから、例年ならどこかで降りますからね。雨が降ると(ランが出ずに)距離が長くなりますが、今年はそれがない。またアマプロ戦の時に雨は降っているからグリーンの硬さが、そこまで硬くないからでしょう」。
フェアウェイはしっかりとランが出る状態で、グリーンの硬さは例年並み(グリーンコンパクションは23〜23.5)だから短いクラブでしっかりと止められる。そして3日間を通じて風が弱いことがスコアを後押ししていると話す。
森口が上位勢の中でも特に目を見張ったのがトップのハヌル。「今日の14番のバーディパット(6m)を沈めて一気にギアが上がりましたね。入れにいったわけではないと思いますが、入ってさらに集中力が増したように見えました。全体で見ればショットはまだ8割くらいでストンと打っているように見えます。まだまだギアチェンジができるな、と。そこがゾゾッとします」
明日の現在の予報は曇りのち晴れ。絶好調のスマイル・クイーンが、記録更新するチャンスは十分にある。
【3日目の順位】
1位:キム・ハヌル(-14)
2位T:堀琴音(-11)
2位T:テレサ・ルー(-11)
2位T:辻梨恵(-11)
5位:山城奈々(-10)
6位T:岡山絵里(-9)
6位T:ペ・ヒギョン(-9)
6位T:武尾咲希(-9)
6位T:イ・ボミ(-9)
6位T:イ・ミニョン(-9)
33位T:宮里藍(-1)他
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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