チー・ポーリンさん

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(花蓮 10日 中央社)10日午前11時すぎ、東部・花蓮県の山中にヘリコプターが墜落し、搭乗していた3人全員が死亡した。同県消防局が発表した。同県港口派出所によると、搭乗者名簿には、ドキュメンタリー映画「天空からの招待状」(看見台湾)の監督、チー・ポーリン(齊柏林)さんの名前が含まれている。チー監督は今月8日、「天空からの招待状」第2弾の製作を発表していた。

現場に駆け付けた消防隊員によると、死亡が確認された3人のうち、2人の遺体は機体の残骸の中で、1人は機体の外で発見された。港口派出所によれば、遺体は黒焦げになっており、判別できないという。

「天空からの招待状」は全編空撮で台湾の風景を映し出した作品。2013年に台湾で公開され、興行収入2億台湾元(約7億3300万円)を超える大ヒットを記録したほか、同年の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)では最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。チー監督は8日に開いた第2弾のクランクイン会見で新作への意気込みを語り、高画質を追求するために無人機は使わず、ヘリコプターでの空撮にこだわっていることを明かしていた。

(李先鳳、汪淑芬/編集:名切千絵)