上戸彩「背負うものもたくさんあった」と涙!

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禁断愛を描き社会現象にもなったドラマの3年後を描く映画『昼顔』の初日舞台挨拶が6月10日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、上戸彩、斎藤工、伊藤歩、平山浩行、西谷弘監督が登壇。不倫というテーマに向き合い新境地を切り開いた上戸が、相手役の斎藤からの感謝の言葉を受けて号泣。「斎藤さんに本当に支えてもらった」と振り返った。

【写真を見る】斎藤工、上戸彩の涙をかばうために脱ぐ!?ボタンに手をかけた

本作は、過去を忘れるように暮らしていたヒロインの前に偶然、かつての禁断愛の相手が現れ、再び衝動的な愛に身を焦がしていく姿を描くラブストーリー。TVドラマから映画化が実現し、激しい恋の相手役としてしっかりと絆を育んできた上戸と斎藤。

斎藤は「上戸さんの覚悟や、紗和として十字架を背負ったことで、この作品は成り立っている」としみじみ。「現場での上戸さんは周りの方に本当に尽くす人。一番、大変な立場でこの作品を背負っているにもかかわらず、疲れ切ったスタッフに声を気さくにかけていた。この歩み寄りってすごいなと思った。お母さんだし、大変なこともあるはずなのに」と現場での上戸の気遣いに触れた。

上戸は「なになに?後でラブレターくれたらいいよ。みんなの前でこんな」と照れることしきり。この日の朝は「今日で紗和とお別れだと思うとさびしい。ちょっとベソかきました」と演じた役とのお別れに涙したことも明かした上戸だが、斎藤の言葉を受けるや、「ちょっと話を切り替えたいくらい泣きそう」と声を震わせた。

「本当に支えてもらったんで」と続けると完全に涙腺が崩壊し、マスコミ陣がここぞとばかりにシャッター音を響かせると「こういうところばかり撮らないでください。いい記事じゃない時にこの写真使うんだよね」とお茶目に話した上戸。「テーマがテーマなので。背負うものもたくさんあった。私も仕事を通じて、疑似体験をさせてもらった。色々な立場や不倫というテーマに対して考えさせられた」と決して精神的にも楽ではない役柄だった。

上戸は「最高の現場だった。『昼顔』との出会いはすごく幸せでした。たくさんの方に愛してもらいたい映画ではないかもしれないけれど、心に響く映画になったらいいと思います」と心を込めつつ、「泣きやまないんですけど、斎藤さん」と斎藤に助けを求めた。さらに「斎藤さんが脱ぎます」と泣き止むまでの場を斎藤が脱いでつなぐよう、指示。斎藤もシャツのボタンに手をかけるなど悪ノリし、会場の爆笑をさらった。

斎藤がサッとハンカチを差し出す一幕もあり、「さっき僕、お尻拭いたかも」(斎藤)、「いい匂いです。ありがとうございます」(上戸)と感動の場面でも丁々発止のやり取りを見せるなど、涙と笑いに溢れた舞台挨拶となった。【取材・文/成田おり枝】