2015年1月に米ネバダ州ラスベガスで開かれた見本市で設置されたビットコインのブース(Ethan Miller/Getty Images)

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 オンライン旅行事業などを手掛けるエボラブルアジアは9日、ビットポイントジャパンと業務提携し、ビットコイン等仮想通貨の両替サービスを開始すると発表した。

 このサービスにより、今夏からAirTrip Exchangeの店舗とエボラブルアジアの契約施設1400施設などで、ビットコイン等仮想通貨から日本円への両替が可能となる。全国規模で旅館・ホテル等宿泊施設でビットコインの換金サービスを展開することは世界的にもほぼ事例がなく、今回の取り組みが仮想通貨の普及促進に繋がると期待されている。

 ビットコインとは、インターネット上で取引や通貨発行が行われる「分散型仮想通貨」。代表的な通貨であるビットコインの流動時価総額は4兆円を超える。日本では2017年4月1日に改正資金決済法が施行され、仮想通貨が財産的価値を持つ決済手段として法律上認められ、仮想通貨が一段と注目を集めるようになった。

 ビットポイントジャパンの小田玄紀社長は8日、ロイターの取材で、投機的側面が注目されがちなビットコインだが、決済や海外送金、地方活性化のツールになり得ると語った。「ビットコインに国境という概念はなく、不動産投資などにもビットコインを使うケースが増えてくるはず。ビットコインを介在した決済は、外貨に換えるより時間や費用を削減できるだろう」。

(編集・岳進)