フィリピン・マニラの街中を走るジープニー(2017年5月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】派手なデコレーションに豪快に噴き出す黒煙──フィリピン・マニラ(Manila)の名物ともいえる小型乗り合いバス「ジープニー」。しかしフィリピン当局は大気汚染や安全面の懸念から、ジープニーの段階的廃止に向けた取り組みを進めている。

 ジープニーは第2次世界大戦(World War II)終結後、米軍が残していったジープ型車両を参考にし、屋根を取り付けたりベンチ形の座席を並列に設置したりと、フィリピン人が独自に改良を加えて開発された。

 乗客20人以上を一度に運べるジープニーは通勤の足としてもよく使われている。安価なディーゼル燃料を使用し、排ガスが多いことから悪名高い市内の大気汚染の元凶ともいわれている。ジープニー運転手の多くが交通規則を守らないという批判も多い。

 政府の近代化計画により2020年までに車齢15年以上のジープニーは、より環境に優しい車に置き換えられることになっている。
【翻訳編集】AFPBB News