イブラがマンU放出リスト入り、プレミアリーグ発表…回復後に新契約か

写真拡大

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、マンチェスター・Uの放出リストに入った。プレミアリーグが9日、各クラブの保有選手リストと放出選手リストを公開した。

 プレミアリーグの規定では、同リーグに属した全20クラブが5月の第3土曜日(今年は5月20日)までに保有選手リストと放出選手リストを提出しなければいけない。同リーグの公式サイトは9日に、5月29時点でのリストを公開。マンチェスター・Uの放出リストには、負傷中のイブラヒモヴィッチのみが掲載された。

 それでも、退団は確定していないようだ。イギリスメディア『BBC』は、6月30日で契約切れとなる同選手に対し、「5月29日までにオファーがなかったことだけを意味している」と解説。さらに、年内絶望と見られている同選手は引き続きマンチェスター・Uでリハビリを行うため、今後新たな契約を結ぶ可能性もあると伝えている。

 また、プレミアリーグも「放出リストに記載された選手が来シーズンもクラブに残留する可能性は残っており、このリストは選手の退団を確定するものではありません」とコメントしている。

 イブラヒモヴィッチは昨夏に1年間の延長オプション付きの1年契約でマンチェスター・Uに加入。今シーズンの公式戦で46試合出場28ゴールをマークするなど、チームをけん引した。だが、4月20日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグのアンデルレヒト戦でひざのじん帯を負傷。5月に手術を受けており、長期離脱が見込まれている。