初共演を果たす岩田剛典と杉咲花

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 「EXILE」「三代目J Soul Brothers」の岩田剛典と若手実力派女優の杉咲花が、有賀リエ氏の人気漫画を実写映画化する「パーフェクトワールド」(柴山健次監督)にダブル主演し、初共演を果たしていることがわかった。岩田にとっては「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」以来2度目、杉咲にとっては初めての主演作となる。

 「Kiss」(講談社刊)で連載中の同名原作は、突然の事故で下半身に障がいを持ち車イス生活になってしまった建築士の鮎川樹と、初恋相手の樹を一途に思い、悩み、もがきながら一緒に前を向いて生きていこうとするOL・川奈つぐみの純愛を描いている。その人気ぶりは国内のみならず、フランスの老舗漫画雑誌「Animeland」では編集部セレクション、一般投票ともに2016年ベスト少女漫画を受賞した。

 6月2日から都内近郊でクランクインした岩田は、「漫画原作のキャラクターかつ身体に障がいをもった役柄ということで、どちらも自分にとっては初めて経験させて頂く役どころになります」と意欲新た。さらに、「この作品のテーマでもある大切な人と障がいと共に生きていくという難しいテーマをより身近に感じて頂けるよう、真摯に向き合い、丁寧に演じたいと思います」と心境を明かしている。

 一方の杉咲は、宮沢りえと親子を演じた中野量太監督作「湯を沸かすほどの熱い愛」での受賞ラッシュ、木村拓哉&三池崇史監督とともにカンヌ国際映画祭を“駆け巡る”など、映画女優として引っ張りだこの存在になりつつある。今作へも並々ならぬ思いを胸に撮入しており、「原作の魅力を肉体を使って表現させて頂くなかで、足し算や引き算が必要になることはきっとあると思うのですが、この作品を皆様の元へまっすぐお届けできるよう、映画だからこそ表現できる強さのような魅力があると信じて、自分にできることを考え、この作品に身を委ねていきたいです」と話した。

 波瑠主演作「流れ星が消えないうちに」で知られる柴山監督は、「黒振り袖を着る日」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008で奨励賞を受賞している。今作については、「漫画原作を読ませて頂いたとき、慎重に扱う必要のある題材だと思ったと同時に、登場人物たちの力強く生きる市政に、撮りたいという意欲をかきたてられた」という。そして、「変えられない過去、未来に対する不安。一歩を踏み出すために、登場人物たちは必死に、現在と向き合います。この物語が持つ光と闇を丁寧に描きたいと思います」とコメントを寄せた。

 撮影は、7月中旬にオールアップを予定している。「パーフェクトワールド」は、2018年に全国で公開。