スクリーンに表示されたフェイスブックのロゴ。英ロンドンで(2017年2月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】タイ・バンコク(Bangkok)の軍事裁判所は9日、フェイスブック(Facebook)に同国の王室への侮辱とみなされた投稿を繰り返し行ったとして、不敬罪に問われた男性(34)に禁錮35年の判決を言い渡した。不敬罪事件を監視する団体「iLaw」が明らかにした。タイでは王室を批判、中傷することは処罰の対象となるが、この団体によると、不敬罪に問われた事件では、これまでで最も厳しい判決の一つだという。

 家族に社会的な制裁が加えられるのを避けるために、ウィチャイ(Wichai)という名前のみ明らかになっているこの男性は、別のユーザーのものとされるフェイスブックのアカウントに王室一家の画像や動画を計10回投稿。今回、軍事裁判所から不敬罪で有罪判決を下された。

 「iLaw」によると、男性は以前の友人を中傷するためにそのアカウントを利用していたとみられるという。

 取材に応じた「iLaw」のメンバーは、「裁判所は投稿1回につき7年の罰として、合わせて禁錮70年とされたが、自白したことを理由に量刑が半分に減らされた」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News