渋谷の一角にありながら、「欧米のデザイナーズホテルに日本や渋谷ならではの文化を取り入れたデザイン」というコンセプトで2016年に作られたホテルが「Shibuya Hotel EN」です。各階のフロアはすべて異なるデザインで見た目にも楽しむことができる一方で、各客室には英国王室御用達の栄誉を受けた英国ベッドメーカースランバーランド社製のベッドを導入するなど心地よく宿泊できる心配りも散りばめられているとのことで、実際に宿泊して使い心地を確かめてみました。

【公式】 渋谷ホテルえん 和のデザインホテル 駅徒歩7分

https://www.shibuyahotel-en.jp/

Shibuya Hotel ENの住所は東京都渋谷区円山町1-1で、各線渋谷駅から徒歩10分弱ほどのところにあります。

というわけでShibuya Hotel ENに到着。



フロントでチェックインしてカギを受け取ります。ホテルのコンセプトのおかげか、宿泊客は外国人が多いようでした。



今回宿泊した部屋は2階にあったのですが、エレベーターで2階に上がると壁一面にマンガが描かれていました。



消火器や散水栓は集中線に覆い尽くされていますが、文字も書かれているので一目でどこにあるかわかります。



「ギュッガオオオオン」



「トァァ」など、至るところにオノマトペ。突き当たりのバイク少女だけ着色されていました。



変わった内装を楽しんだところで、今回予約した「Japanese Modern Single」に入室。外の派手さとは対照的に、こざっぱりとしたシンプルな部屋です。



と思ったらベッドの後ろにあるバスルームは全面ガラス張りの透け透け



英国王室御用達の栄誉を受けた、英国スランバーランド社製の最高峰「グランドスイート」を全室に完備いるとのことで、ふかふかしていて気持ちよく眠れそうです。



浴衣が備え付けられているので、パジャマがなくてもOK。



ただしここは渋谷のど真ん中なので、浴衣のまま外に出るのは難しそうです。



ベッド脇にはコンセントが一口あるので、枕元でスマートフォンを充電できるうれしい心配り。



気になるオープンバスルームへ



バスルームの入り口あたりにエアコンの設定パネルがあるのですが、なんと最低15度まで設定可能。



扉を開けたところ。扉は全面ガラス製のため、締め切っていると何度も突撃してしまったので要注意です。



トイレや洗面台はめちゃくちゃ清潔にされています。トイレはきれいレベルを検知する最新式のウォシュレットトイレになっており、使用後に人が近づくと自動的に除菌水でサッと中を洗ってくれるタイプでした。



アメニティもよくあるものではなく、英国のアロマブランド「アロマセラピーアソシエイツ」のもの。内容量は一泊分より多めですが、持ち帰ってもOKとのこと。



シャワールームは立ったまま使うタイプですが、清潔なので気持ちよく使えます。



なお、トイレからシャワールームまでガラス張りで中が丸見えになっており、ダブルルームで友だち同士だと少し気まずいことになってしまいますが、ブラインドを下ろして簡単に隠すことは可能。ただし、ドアの方に立つとやっぱり丸見えなのでいろいろと要注意です。



ベッドの向かいには机があり、パソコンを置いて作業することも可能。



ちなみに、公式ウェブサイトから予約すると、フロントで販売しているドリンク1本がもらえる特典がつきます。フロントにはペットボトル飲料からクラフトビールがあり、どれでも選んでOKでした。今回はクラフトビールをチョイス。



フロントに通じる電話もスタイリッシュ。外国人向けに日本の文化を説明する本も置かれていました。



フロントでお土産として販売されているデカフェのコーヒーもここに置かれていました。



ルームミラーは一見すると普通の見た目だったのですが、フチがライトになっており、この後ろにコンセントが2口あります。



机の棚にはいろいろ備品が入っています。



ドライヤーも完備。



デカフェのほかにも京都「祇園辻利・宇治玉露」のお茶パックがあります。



ドリンク類は湯沸かしポットで作ることが可能。



棚の隣の扉を開けると貴重品ボックスとミニ冷蔵庫。



冷蔵庫にはフリーの飲用水が入っていました。



部屋にクローゼットはありませんが、洋服掛けがあるので問題なさそう。



洋服掛けの根元にもコンセントが2口。ベッド・机・バスルーム外を合わせると全部で7口もあるので、1人で宿泊するなら電子機器類の充電に困ることはなさそうです。



壁はい草を塗り固めたような和風のデザイン



ベッド横の壁には40型液晶テレビが設置されています。この日の宿泊料金は公式サイトからの予約で一泊1万4157円、21時以降チェックイン、13時チェックアウトで朝食付きでした。ビジネスホテルに比べると高めの値段設定ですが、13時などの遅めのチェックアウトを設定できるプランもあり、いつもと変わった空間に宿泊して旅行気分を味わえるようになっています。



◆各階のデザインはこんな感じ

なお、Shibuya Hotel ENは全9階で各階がそれぞれ異なるコンセプトになっており、2階のコンセプトは見たとおりの「漫画」でした。3階は「手ぬぐい」だそうで天井に桜柄の布が張り巡らされていました。



4階は「京町屋路地」ということで、京都の一角に来たようなデザインになっています。



5階は「北斎富士」



6階に上がると客室に入る廊下にカラフルなのれんがかかっていました。



のれんを分けて中を見てみると、舞台のようなデザインの廊下が続いており、その先に何か白いものが浮いています。



近づいて見るとそれは能面。6階のコンセプトは「能舞台」なのですが、何も知らずに見てしまうと眠れなくなりそうです。



7階は「千本鳥居」となっており、廊下の入り口に大きな鳥居を構えており……



廊下は鳥居っぽく赤と白でデザインされていました。



突き当たりには絵馬掛けがあり、宿泊客が書いたであろう絵馬がたくさん吊られていました。



8階はジブリをほうふつとさせる「森羅万象」



突き当たりにはシシ神様ならぬシカのぬいぐるみ



9階は神聖な感じのする「和」。突き当たりの丸い光はホテル名の「EN」を表しているようです。



◆朝食

というわけで、ぐっすり眠った後は7時30分〜9時までの間に1階のレストランで食べられる無料の朝食へ。



部屋番号を告げると朝食バイキングを開始することができます。



宿泊当日は「100%発酵バター ミニクロワッサン」「ミニAOPバター パン オ ショコラ」「ミニAOPバター パン オ レザン」「スナックブレッド(クランベリー&オレンジ)」の4種類のパンを好きな分だけ選ぶことができました。



ドリンクはコーヒーと……



オレンジジュース、水があります。



採光の良いおしゃれなレストランで朝食を食べられます



軽めの内容ですが、無料でつく朝食としては十分満足できます。



それぞれのパンはバターたっぷりでふんわりサクサクに焼き上げられており、小さいながらクオリティは高め。



レストランは一般客にも開かれているので、ランチタイムやディナータイムに食事利用するのもアリです。