先日のWWDCで新たに発表された、10.5インチ版と12.9インチ版のiPad Proには、ともに最先端のA10X Fusionが搭載されています。このチップのパフォーマンスを数値で表したベンチマークスコアが、AnTuTuによって明らかになりました。

3D性能でもSnapdragon 835を上回る

AnTuTuが公開したデータでは、A10X Fusionのベンチマークスコアは234,082点となっており、A10を搭載したiPhone7 Plusの177,220点を大きく上回る数値となっています。
 
特に目立つのが、高い処理能力を必要とする3Dグラフィックス性能で、100,000点に近い高数値を叩き出しています。
 

 
しばしばAppleのチップは、演算能力を推し測るシングルコアのスコアが際立っているため、3Dグラフィックス性能に左右されるマルチコアは二の次だという評価を受けがちです。
 
しかし、現行で最先端とされるQualcommのチップSnapdragon 835でさえ、3D性能のスコアが約7万点であることを思えば、A10X Fusionがあらゆる点で際立った性能を持っていることは明らかと言えるでしょう。
 
となれば、当然期待がかかるのがA11チップの性能です。同チップの搭載が予定されているiPhone8は、AR/VR(拡張現実/仮想現実)への本格対応も視野に入れていると言われているだけに、A10X Fusionの良さをさらに引き出したものとなりそうです。
 
 
Source:Gizmochina
(kihachi)