VOICEROIDの操作画面

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音声合成システムを提供するAHS(エーエイチエス)(東京都台東区)は2017年6月9日、個人向け文章読み上げソフトウェア「VOICEROID2(ボイスロイド ツー)」を発売した。対応OSはWindows。

テキストを入力すると自然な発音に合成してくれるVOICEROIDシリーズ。今回の新製品は初めての大型バージョンアップとなる。

各商品ページで試聴が可能

前バージョンからの大きな変化は、テキスト入力にエディター方式を採用したことだ。文字の入力編集や操作を行うエディターと各ボイスが完全に独立した構造になったことで、複数の音声データベースを一つのプログラム上で操作することが可能になった。一文ごとに別々のボイスを割り当てることで1つの画面内でさまざまなキャラクターを会話させたり(マルチボイス機能)、自分のお気に入りの設定を保存したり(ボイスプリセット機能)、大幅なパワーアップを実現している。

音声合成エンジンは最新バージョンの「AITalk4」。喜び・悲しみ・怒りの感情を各種パラーメーターで調整可能だ。

今回発売するVOICEROID2は、声優榊原ゆいの声を元に制作し、標準語・関西弁風が利用できる「VOICEROID2 琴葉 茜・葵」と、クリエイター集団VOCALOMAKETSが企画し、声優石黒千尋の声を元に制作した「VOICEROID2 結月ゆかり」の2種類。

エーアイ公式サイトの各商品ページには、「しゃべらせてみよう!」というコーナーが設けられており、短い文字量なら合成した音声を試聴できる。記者Iも試しに触ってみたところ、予想以上に抑揚が効いてナチュラルな印象を受けた。原稿の読み合わせ校正にピッタリで、声優の声は癒しの効果も。真剣に導入を考えてしまった。

価格は、パッケージ版「VOICEROID2 琴葉 茜・葵」のAHSユーザー特別版が1万5800円、通常版が1万7800円(税別、以下同)。ガイドブック付きAHSユーザー特別版が1万7300円、同通常版が1万9300円。AHSダウンロード版が1万2800円。

パッケージ版「VOICEROID2 結月ゆかり」のAHSユーザー特別版が1万2800円、通常版が1万4800円。ガイドブック付きAHSユーザー特別版が1万4300円、同通常版が1万6300円、AHSダウンロード版が1万800円。