右インサイドハーフでプレーする本田(4番)について、今野(17番)は「ボールを受けるのが上手い」と評価する。写真:田中研治

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[キリンチャレンジカップ2017]日本 1-1 シリア/6月7日/東京スタジアム
 
 63分、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は5枚目のカードを切る。右インサイドハーフで先発していた今野泰幸をベンチに下げて、浅野拓磨を投入する。浅野が右ウイングに入ると、同ポジションで後半からプレーしていた本田圭佑は、今野がいた右インサイドハーフに収まった。
 
 指揮官のこの采配を見る限り、今野と本田は右インサイドハーフのポジションを争うライバル同士となる。現時点の序列では上にいる今野は、本田のプレーをどう見ているのか。
 
「やっぱり、頭の良い選手。ボールを受けるのも上手いし、頭を使って良いポジショニングもできる」
 
 2枚のインサイドハーフでのふたりの同時起用について問われると、「どこにポジションを取らないといけないかを常に考えながら、90分間やらないと」とイメージを膨らます。
 
 ポジショニングについては、シリア戦を見る限り、今野は相当に気を使いながら攻守両面に絡もうとする印象を受けた。守備時には味方が奪ったらすぐ攻撃に移れるように、攻撃時にはこぼれ球を拾えるようにと、“次の展開”を予測してスタンバイする。
 
 頭を使ったポジショニングでは今野も負けていない。右インサイドハーフを巡る両者のレギュラー争いは今後も注目だ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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