8日、韓国・中央日報によると、高高度防衛ミサイル(THAAD)システムが配備された韓国・慶尚北道星州郡のTHAAD基地で10発余りの銃声がした。資料写真。

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2017年6月8日、韓国・中央日報によると、高高度防衛ミサイル(THAAD)システムが配備された韓国・慶尚北道(キョンサンブクド)星州(ソンジュ)郡のTHAAD基地で10発余りの銃声がした。

銃声が響いたのは、8日午後4時20分ごろから約10分間。銃声があった直後、基地内に配備されたTHAAD発射台近くで白煙が立ち上る様子も目撃された。基地から2キロほど離れた村の会館にいた住民は「THAAD基地側から数回『パン、パン』という音が聞こえた」と話している。

韓国政府関係者は銃声について「急にドローンが(基地内に)侵入し、これを防ぐため撃ったと理解している」とし、撃墜ではなく、ドローンを基地外に追い出すため空砲を発射したと明らかにした。

一方、同基地に駐留している韓国陸軍第50歩兵師団は「銃声は訓練中に発生したもの」と説明、「基地内にドローンや鳥の群れが飛び込んできた状況を想定して、空へ向けて射撃訓練をした」とした。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「国防部はまた何か隠しているんじゃないか」「空砲でそんなに白煙が上がるのかな?」「2キロも離れた所で空砲の音が聞こえるの?」など、軍の発表に懐疑的な意見が多く寄せられた。

また、「基地内に侵入したなら撃墜すべき」「ドローンを侵入させるのはスパイ行為」など、もっと強硬な措置を取るべきとする声も。

さらに、「ドローンも撃墜できないとは…THAADって本当に役に立つのか?」とのコメントもあった。(翻訳・編集/三田)