BBQで炭に火がつかないと、すべてが台無し。キャンプ場や川辺に都合よく電気があればいいのですが、基本的にBBQは炭がライフライン。炭火で焼いた食べ物はおいしいですが、炭自体の持ち運びは非常に不便。燃料なしで使えて、使用も簡単、二酸化炭素も出さないクリーンなアイテムがほしいと思いませんか?

 

実は、非常に画期的なBBQグリルがクラウドファンディングサイトに登場し、話題になっています。それが本稿で紹介する「SolSource Sport」。なんと非常事態のときも使える、ソーラーバッテリーのBBQグリルなのです!

 

災害時にも使えるBBQグリル「SolSource Sport」

「SolSource Sport」は、太陽光を反射するパネルを上手くつかって光を調理スポットに集中させることで高熱を発生させる仕組みになっています。

 

学生時代、理科の実験で虫眼鏡で太陽の光を集めて火を起こしたことを思い出す人もいるのではないでしょうか。そうです、それと全く同じ仕組みで太陽の力で熱を生み出すことができるグリルなのです。

 

これは、3年前にKickstarterで見事資金を獲得した「SolSource」が元になっています。「SolSource」よりもデザインが洗練されており、またサイズも少し小さくなったことでレジャーなどにも気軽に持って行くことができそうです。

 

ひとつ1万6000円ちょっとというお手頃な価格も非常にありがたいですね(海外発送料別)。しかも忘れてはいけないのは炭などの燃料が一切必要ないということ。これだけあれば、自分が普段使っているフライパンや鍋を使ってグリルに汁物と様々な料理が可能になります。

 

そして21世紀を生きる私たちにとってもうれしいのは、二酸化炭素が一切出ないこと。「SolSource」を発表した時の制作チームの説明によると、2012年のアメリカ独立記念日に行われたBBQは、アフリカの多くの国がそれぞれ1年かけて生み出す二酸化炭素量を越えていたそうです。

 

アメリカ人がBBQを好きなのは有名ですが、たった1日でそこまでの量を排出しているとは驚きですよね。ひとりひとりのレジャー用品が、地球全体の二酸化炭素量を増やしてしまうことがよくわかります。「SolSource」であれば、どれだけ調理を行っても太陽の光を反射しているだけなので二酸化炭素を生み出しません。

 

目標金額であった約220万円をキャンペーン開始4時間で達成してしまった「SolSource Sport」、「SolSource」のオリジナル版を購入した方も多く予約しているようです。

 

さらにビックリなのは、反射パネルにソースや汁がついてしまってもその場で拭き取れるところ。反射パネル自体は全く熱くないのです。重さは4.5キロ、最高温度は摂氏200度まで達するということで、キャンプ時にぜひ加えたいアイテムです。キャンプシーズンが去ったら、非常事態が起きたために備えておくのもいいでしょう。

 

海外メディアでも、ただのツールとしてでなく、将来性のあるクリーンなイノベーションとして評価されています。

 

たとえば、「ソーラークッキングは我々の未来かもしれない。どの家庭でも使える無料のエネルギーだ」「登山家や田舎の低所得層の人々はテントや家庭内での調理の煙が原因で死亡することがある。このアイテムならそれに終止符を打つことができるかもしれない」など。

 

アメリカの一部やオーストラリアなど、夏に山火事や野火を防ぐために屋外での火気禁止を行う国のユーザーたちも喜んでいるようです。

 

災害時にも使えるソーラーバッテリー「RIVER」

屋外における電力ニーズに答えてくれる、Indiegogoでキャンペーン展開中のプロダクト「RIVER」もこれからの季節にあると便利です。

 

キャンプを始めとして、BBQを楽しむシーンで活躍するのがポータブルのバッテリーですよね。音楽やデバイスの充電、ライト、ラジオと色んな場面で電気は必要になります。

 

キャンプだけでなくプロフェッショナルな映像や写真撮影、自然災害による停電時、と屋外でも電源が欲しい場面はたくさんあります。「RIVER」は、そんなときに大きな音を出すジェネレーター代わりになってくれるバッテリーなのです。

 

「RIVER」は、世界で最も包括的な充電ポートを持つデバイス。ふたつのUSB Quickcharge 2.0、ふたつのUSB Type C、そしてふたつのACのコンセント、ふたつのDC、そしてシガーソケットがひとつ付いています。

 

確かに、これだけあれば充電にこまることは無さそう。合計500Wのハイパワーで、容量も116,000 mAh/412Whと安心のキャパシティ。耐水デザインで華氏-4度から140度の間で稼働するため、色々な気候条件で利用できるわけです。

 

社内のシガーソケットを使った充電だと9時間、屋内のコンセント充電だと6時間、アクセサリー(別売り)の太陽パネルを使うと10〜15時間でフル充電ができるとのこと。

 

充電した電力はなんと1年も持つとのことなので、キャンプの予定をたてた時点で早めに充電しておくことも可能な。なんだか信じられないくらいの高性能ですね。重さも5キロ弱。発電機とは違って騒音を生まないので音楽イベントにも最適です。

 

たくさんの照明を照らしているIndiegogoの紹介ビデオでも、最後に「RIVER」で電力供給をしていることが伝えられます。これは説得力がありますね。

 

気になるお値段はひとつ約5万5000円。太陽光チャージャーもセットだと8万円ちょっとになっています(海外発送料別)。

 

なんと驚きの1億円を集めているこのキャンペーン、1700人を越す予約者たちからは「これはすばらしいプロダクト。早く手に入れたい!」「うちの会社にとってはこれはすっごく便利」と興奮のコメントが殺到しています。

 

「RIVER」も「SolSource Sport」と同様に、災害時にも重宝しそうなアイテムですよね。キャンプの予定がない人も、防災グッズにもなるソーラーアイテムを常備しておくのはいかがでしょうか?