英首都ロンドンのウェストミンスター地区にあるパブ「ブルーボア」(2017年6月9日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】8日投票が行われた英総選挙は与党・保守党の議席が過半数割れが確実となったが、首都ロンドン(London)のパブ「ブルーボア(Blue Boar)」で行われた「カクテル対決」では、テリーザ・メイ(Theresa May)首相が「地滑り的勝利」を収めたようだ。

 ウェストミンスター(Westminster)地区にあるこのパブでは、今回の総選挙に合わせ、シャンパンとキュラソーで保守党のシンボルカラーの青色に仕上げたカクテル「テリーザズ・キトンヒール・フィズ(Theresa's Kitten Heel Fizz)」と、労働党の赤色をテーマにウオッカとイチゴジュースを使ったカクテル「コービンズ・レイン(Corbyn's Reign)」を販売。訪れた客は、まるでサッカーの試合を見るようにカクテルグラス片手にテレビの選挙速報に注目していた。

 ブルーボアの店員によると、売れ行きはメイ首相のヒール靴に由来する名称のテリーザズ・キトンヒール・フィズの方が、「コービン氏の治世」と名付けられたカクテルよりはるかに良く、カクテル対決ではメイ首相が「地滑り的勝利を収めた」という。

 ただ、出口調査の結果が伝えられると店内の客の反応は真っ二つに分かれた。サラ・ホームズ(Sarah Holmes)さんは喜びもあらわに「とてもとても最高な気分」と叫び、「保守党を過半数割れに追い込めたし、テリーザ・メイも追い出せそう」と意気揚々と語った。

 一方、ヘレン・トーマス(Helene Thomas)さんは失望の色を隠せない様子。「ショックだ」「今夜は飲み明かす。私たちは英国人だもの、どうなるかは分かるでしょう」と語った。
【翻訳編集】AFPBB News