インド南部ハイデラバードで魚をのみ込むぜんそく患者(2017年6月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インド南部ハイデラバード(Hyderabad)で列に並ぶ5000人以上の人たち。ぜんそくの一風変わった伝統療法として、生きた魚をのみ込むための順番待ちだ。

 毎年6月になると、ぜんそくの症状を和らげたい患者たちがこの地に集まってくる。薬草からできた黄色い練り物を詰めた魚の大きさは約5センチ。鼻をつまみ、舌を突き出しながら、まだ勢いよく動いている魚を喉に流し込まれた患者たちは息苦しくて、むせ返る。さらに、魚をのみ込んでから45日間は厳格な食事療法が求められる。

 治療を行うバティニ・ゴウド(Bathini Goud)さん一家によると、魚が通っていく際に喉が清められ、ぜんそくなどの呼吸器系疾患が完治するという。

 インド政府は毎年、この「魚療法」のために特別列車を運行させ、群衆整理のための警官を増員する。
【翻訳編集】AFPBB News