0-100km/h加速がわずか2秒、電動スーパーカー「トマホーク」2018年に生産開始
2016年の初めに我々が、カナダの新興メーカーであるデュバク・モーターズ社に関するニュースを初めて聞いたとき、彼らはクラウドファンディング・サイトを通じて、個性的な電動スーパーカー「トマホーク」の開発資金を募っているところだった。引き続き出資を受け付けている同社は5月30日、トマホークの生産を2018年に開始すると発表。その驚くべき性能は、0-60mph(約96.6km/h)をわずか2秒で加速するという。

4個の電気モーターを搭載するこの全輪駆動の電気自動車(EV)は、最高出力800hp、最大トルク138.3kgmを発揮する。前後50:50の重量配分でバランス良く構成されたシャシーには、可変エアサスペンションを備え、コーナーでは1.2Gもの横加速度を発生させることができるという。

デュバク・モーターズの共同設立者、マイク・カコジャンナキス氏はそれを「異次元の加速度」と表現するが、全くそのとおりで、このクルマの注目すべきポイントでもあるだろう。0-60mphまで2秒という加速は「レース・モード」で体験できる。「ストリート・モード」でも4秒という速さだ。

そんなマシンの航続距離は、きっと遠出をしたくなくなるほどではないかと心配になるが、デュバク・モーターズによれば、100kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載するこのトマホークは、約600kmの航続が可能だという。おそらく車体にカーボンファイバーとアルミニウムが多用されているため、重量が抑えられているのだろう。

パフォーマンスとラグジュアリーを兼ね備えるトマホークは、4座の本革張りレーシング・シートを装備し、インテリアは随所にレザーとカーボンファイバーでアクセントが施される。コネクティビティとハンズフリー・コントロールに対応したタッチスクリーン式ナビゲーション・システムや、360度を映し出すライブカメラ、自動緊急ブレーキによる衝突回避機能も備える。

価格については発表されていないが、世界最速マシンの1つであるこのトマホークは、EVに乗り換えることで節約できる燃料代では、到底買えるはずがないことだけは確かだ。果たしてどれほどプレミアムな価格になるか、続報をお待ちいただきたい。



By John Beltz Snyder

翻訳:日本映像翻訳アカデミー