「ムーラン・ルージュ」撮影時を述懐 写真提供:アマナイメージズ

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 映画界のトップスターたちが、過去の共演作にまつわる思い出を振り返る米バラエティの人気動画シリーズ「アクターズ・オン・アクターズ」に、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーが登場した。バズ・ラーマン監督の大ヒットミュージカル映画「ムーラン・ルージュ」(2001)の思い出を、貴重な裏話を交えて分かち合った。

 同作は、1899年の仏パリ、有名ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」を舞台に、作家志望の青年クリスチャン(マクレガー)とクラブの花形スターで高級娼婦のサティーン(キッドマン)の悲恋を描き、珠玉のポップナンバーに乗せてつづった大映像絵巻として世界中の観客を魅了した。準備だけで1年近くを費やしたものの、「あの作品に出られて本当に良かった」と言うキッドマンに、「撮影中からきっと特別な作品になると確信していた」とマクレガーも同調する。

 撮影がスタートする半年前に、2週間のダンスレッスンを受けた時のことや、ラーマン監督の別荘で行われた3カ月にもわたるリハーサルを振り返り、盛り上がる2人。別荘でのリハーサル期間中は、映画さながらのボヘミアン調パーティがたびたび開かれたそうで、「金曜と土曜の夜を覚えている?」と意味深な笑みを浮かべるキッドマンに、マクレガーが「ぼんやりね」と笑って答える様子を見る限り、相当ワイルドなパーティだったようだ。

 またマクレガーは、「象の部屋」でクリスチャンがサティーンに自作の詩を読んで聞かせる名場面が当初、脚本にはなかったという驚きの事実を明かした。「僕たち俳優が即興で演じたシーンが、1週間後には脚本に取り入れられているなんて、後にも先にも経験したことがない。本当にユニークで刺激的で、最高の体験だったよ」と興奮気味に締めくくった。